洗面と脱衣所。
当然のように一つの場合が多いのですが、最近はこの二部屋を分ける間取も増えてきました。
それはこの二つの部屋は、分かれていたほうが合理的だから。
洗面室をちょっと使いたいというときに、脱衣所を気にしないといけないのは非常に面倒。
さらに、脱衣所に洗濯機を置けるようにすれば、洗濯機を使うとき、脱衣場の扉と洗面室の扉の2枚の扉で音を遮音でき、両方の扉を閉めておけばかなり静かです。
ただ、洗濯機の音が小さすぎて、多少の問題が起こる場合もあります。
洗濯物が多いとき、2回に分けて洗濯をすると、1回目が終わって2回目を回す、そして、1回目の洗濯物を干す、そして、洗濯終了。
2回目を完全に忘れてしまう、ということが起こります。
洗濯物を取り込むときに量がすくなかったり、あれ、あの服あらったはずなのにない、という感じで思い出したり、ひどいときは翌日、洗濯機を開けてびっくりということも。
それくらい洗濯機の音が小さくなる場合もあるということです。
洗面と脱衣所を分ける。
ただ、その二つの部屋の間に仕切りを入れるだけでは、広さとしては少し心配。
特に、洗面室側の広さには要注意。
洗面脱衣所をただ単純に分割しただけだと、かなり狭い洗面室となってしまいます。
狭いとはいえ、一人で使う分にはまったく問題ないと思っていると、朝に大渋滞が起こってしまうのです。
朝の出発時間は、家族全員、だいたい同じような時間帯になることが多いのではないでしょうか?
勤務時間によって、ある程度違うならそれほど問題にはならないのですが、家族全員の出発時間がそろうと、当然起床時間も同じ、出かけるために準備する時間も同じになる。
そうなると洗面室を使う時間も同じになります。
夫婦2人と子供2人、4人がほぼ同時に洗面台を使うことになってしまう日もあります。
実際、出社時間は少し早いので、たまにしか重なることがないですが、そのたまに重なる時は、私が寝坊してしまった時。
急がないといけないのに、洗面台が家族でいっぱい。
すごく使いにくくなってしまいます。
私の場合は、寝坊した時やごくまれにある早めに出社しないといけないときなどの、一時的なことなので良いのですが、これが毎日のことで、こどもが巣立つまでこの渋滞が起こってしまうなら非常に大きなストレスとなります。
脱衣所と洗面室の扉を開けて使えば、元の洗面脱衣所と同じでは?と思うかもしれませんが、間仕切りが入っている分、非常に窮屈になっており、本当に狭く感じます。
一番いいのは、ツインボールのような洗面なのですが、なかなかコスト面から採用は難しいかもしれません。
ツインボールは無理でも、洗面室自体の広さにはゆとりがあったほうがいいでしょう。
実感として、洗面室はリビングなどのスペースを削っても広くすべきだと思う。
間取りの上で、リビングをほんの少し小さくして、それを洗面室のスペースに置換できるなら、洗面室としてはかなりの広さを広げられることになりますからね。
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