書斎は他の部屋ときっちり分けるべき

間取りの失敗

新築するなら書斎がほしい。

家でがっつり仕事をするわけではありませんが、翌日のために資料を読んだり、調べものをしておくことはある。

リビングでもできなくはないけど、平日の夜ならいいのですが、休日に資料を読んでおこう、と思っても、休日はリビングではこどもがゲームをやっていたりします。

仕事をするから外で遊んで来て、とお願いすることもできますが、雨が降っていたり、真夏や真冬だとちょっとかわいそうだし、どうしようもありません。

アパートでは、こういうことが何度かあったので、新築のときには小さくていいので、書斎が欲しいと考えていました。

新築に際して、大きくはありませんが、小さな書斎をつくることが出来ました。

がっつり仕事をしたいわけではないので、必要な最小限のもの、パソコンと資料を広げられるスペースだけあればいいので、小さなテーブルと椅子、そして、コンセントがあればいい。

あとは、静かな空間であれば十分です。

そんなスペースを寝室とつながった形で作ることに成功。

予算の都合から何度も削られそうになりましたが、何とか死守しました。

週末などには便利に使っていたのですが、問題点もありました。

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寝室と一緒でないほうがいい

寝室とつながっている関係から、夜中に使うとき、嫁が寝ているときなどには、非常に使いにくい場所であることに気がつきました。

資料を読んだり調べものだけなのでそれほど大きな音を出すわけではありませんが、パソコンでネットを使えばキーボードを使いますし、物を落とす時だってある。

音を出さないように気を付けながら仕事をしていてもなんだかはかどらないのです。

また、照明も控えめに点けないといけません。

せめて書斎に扉を付ければよかったのですが、ちょっとでもコストダウンをと思い、扉無しにしてしまいました。

でも、もし扉があったとしても、トイレに行くときとか、ちょっと飲み物を取りに、なんて動くこともあるので、そんな時、扉があると逆に扉の開閉する音も気になります。

そっと扉を開けて、足音を消しながら移動する。

寝室と書斎がつながっていると、とにかく音を出してはいけない、という状態になってしまい結構なストレスなのです。

仕事はリビングより書斎がいい

嫁が寝ているということは、こどもも寝ている時間なので、リビングが空いている。

それならリビングで仕事をすればいいのですが、リビングは片付いていない場合が多くて、まず片付けからのスタートとなります。

そして、書斎で仕事をするようになってから気がついたのですが、書斎の方がなぜか仕事がはかどります。

リビングではテレビを見たり、LDKなので、食事をしたりする場所。

そこから仕事をする書斎に移動する、この移動することも仕事のスイッチを入れることになるのか、書斎の方が基本的に集中しやすいと感じます。

リビングにはテレビなどの誘惑が多いのも原因かもしれませんが、何回も書斎で仕事をしているうちに、書斎は仕事をする場所、と脳に登録されたのか?理由はわかりませんが、書斎だと集中してできることは間違いありません。

いずれにせよ、リビングだと仕事の調子が出ないようになってしまいました。

また、休日の昼間は家族がリビングにいるので、寝室の書斎で資料を広げて仕事をしていたが、夜は寝室で嫁が寝ているので、リビングにその資料を持って移動して仕事を、というような感じになり、いまだに紙ベースの資料などがあり、それが多かったりすると、結構面倒です。

書斎は独立してあるべき

今にして思えば、書斎と寝室はつなげなければよかった、と思っています。

寝室とつながっている必要はないからです。

つなげたのには一応理由があります。

それは、書斎が不要になったときのことを想定したからです。

書斎を使わなくなった時、寝室とつながっていれば、追加のウォークインクローゼットに変更することもできるし、何か別のスペースとして使うにしても、書斎は非常に小さいため独立した1部屋であるより、寝室と一体のスペースにしておいたほうが便利に使えそうだと考えました。

でも、その結果、書斎としては少々不便な使い勝手となってしまった。

寝室と書斎ってつながっていることによるメリットは特にないので、そういった部屋どうしをつなげて作る必要はありませんでした。

将来的に用途が変わればつながりがメリットになる可能性はあるものの、現状の書斎としては、やはり書斎は寝室やリビングの一角に作るよりも、完全に一部屋として作る、または、廊下のつきあたりのデッドスペースなどに扉などを付けて仕切って書斎にする、というのが使い勝手が良く、満足度は高まると思います。

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