家を購入するタイミング

家作りの考え方

家をいつ買うか?

住宅ローンの金利も変動すれば、資材価格の高騰もある。

金利も資材もなんとなく右肩上がりになりそうなので、できるだけ早く買うべき?

でも、そろそろ土地の価格も下がりだしそうな気がする。。。。

家を購入するタイミングは本当に難しいです。

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自分や家族の都合が一番

できるだけ安く、いい家に住みたい、という思いがあるから難しいと感じる。

でも、家の価値は常に一定ではないと思っています。

家は、その家族にとって必要なときに購入すべきだと思うのです。

例えば、子どもが歩き出し活発に動くようになったとき、小学校に入学するとき、などなど。

子どもが小さいうちに転校させるのは、できれば避けたいと考えるのは普通のことです。

転校すれば、新しく友達を作るところからになってしまいますし、環境の変化も同時に起こりますので、心配になります。

実際には、デメリットばかりではなく、新しい環境になじむ、という経験が積めたり、新たな友達を増やしていける、などメリットもあるのですが、子どもには大変そうだと考えてしまいます。

そういったタイミングで家があると、生活が非常に楽なのです。

子どもが小学校に行くようになると、どうしてもアパートでは少し手狭になってきます。

単純に子どもが大きくなった、というのもありますし、学校に行き出すようになり、ランドセルなどその道具が増えた、というのもある。

また、小さな子どもが走るようになった時などは、アパートなどでは下の階や隣の部屋への騒音などが気になります。

家があればそういった心配は小さくなる。

家を買えばローンの返済はありますので、金銭的には難しくなりますが、普段の生活に余裕が生まれます。

こういったタイミングでは夫婦2人で暮らしているときよりも、家の価値は上がっていると思うのです。

これが家の買い時なのではないでしょうか?

これは子どもだけに言えることではありません。

例えば、テレワークなどで在宅での勤務が増えた、こういったこともその方にとって家の価値が上がったと言えます。

年齢で考えるなら

家を購入するうえで、年齢も重要な要素。

35歳くらいまでには家を購入するのがいいのでは?と考えます。

理由は住宅ローンを考えたとき、もし繰り上げ返済を一切しなかったとしても、働いている間に払い終えることが出来ること。

もう一点は仕事について。

それくらいの年齢になると、転職が難しくなってきます。

今後の状況はわかりませんが、現状では、やはり年齢制限のある求人も多いです。

採用する企業だって、長く働いて会社に貢献してほしいわけですから、人手不足とは言え転職状況が年齢が上がっても変わらない、ということはありえません。

絶対に若いほうが転職は有利なのです。

転職の際に、家があると、やはり家から通える範囲で、と考えてしまう。

これが家が賃貸なら、引越しも容易なので、転職を考えるエリアを広げることができ可能性が広がります。

そういったことを考えると、ヘッドハンティングなど例外的な転職はあるかもしれませんが、35歳、40歳くらいになると転職する可能性が低くなってきますので、自分の可能性を狭めることなく家を購入できますので、いいタイミングと言えるのかもしれません。

家の価値は値段ではない

ローンの金利が高いからもう少し待とう。

しっかりとした考え方ではありますが、日本では、金利はなかなか変動しません。

待っていたら家族にとって家の価値が高い期間を逃してしまいます。

こんな風に考えると、家の価値というのは、実際の家の値段とは違うのではないでしょうか?

家の価値は、その家で家族が暮らすことにこそ価値があるのであって、家自体の価値は投資として持っているのでもない限り、無意味ともいえます。

極端なたとえをすると、家があっても誰も住んでいなければ、無価値も同然ではないでしょうか?

その家に人が住んで、快適に暮らすことにこそ価値があります。

家自体の価値は実際にはあまり重要ではありません。

コスパより家での暮らしの価値を重視する

家にとってもコストパフォーマンスは大切です。

家のコストパフォーマンスは、どのように出すべきか?

家の価値/家の値段、これがコストパフォーマンス。

家の値段が上がっていくと、コスパは下がります。

でも、家の価値は物件の値段という訳ではなく、家族にとっての家の重要性ととらえてください。

そう考えると、家の価値は家族の状況により変動しているのです。

家の値段はどのように変動するかわかりません。

資材価格や経済状況などによって勝手に変動していってしまいます。

ならば、家の価値の方に重きを置くべき。

家族にとって家の価値が上がっているときにこそ、家を購入し、そこで暮らすべきです。

家族にとっての家の重要性は、先々についてもある程度わかっています。

家を買うタイミングというのは、家族にとっての家の価値に重きを置いて判断するのが、一番重要だと思います。

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