契約は長期休みの後に

計画の失敗

今月末までに契約していただけるなら、とか、年末までに契約していただけるなら、これだけの割引ができます。

ハウスメーカーの営業さんからはよく聞くセリフです。

でも、長期の休み前に契約するのはあまりお勧めしません。

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一呼吸入れるべき

家を検討していると、ほんとうに疲れます。

予算や間取りを比較したり、本当にこれでいいのかと考えながらついに契約する。

しかも、お盆休みや正月休みがあると、休み前に決めてしまって、長期の休みはスッキリした状態で気分よく過ごしたい、なんて思ってしまいます。

でも、契約はあえて休み明けにすべきだと思います。

長期休暇の間は、もし契約しても何も進められることはないので、契約する意味はありません。

住宅展示場やモデルハウスは開いていますが、早く着工できるわけもなく、急ぐ理由自体があまりない状態です。

もし契約しようと決めていても、あえて連休後に契約することによって、一度客観的に考えることができるのです。

気持ちの上では、契約する、と決めているので、悩むことはありません。

そんな状態でもう一度見積もりと間取りを見てみることが重要。

そこで思ったよりも、良くない、と感じるようなら、もう一度契約を延期してもう一度プランを変更してもらいましょう。

見直してみても、やはり良い、と感じるようなら、もう契約を迷うこともありません。

休み明けに気持ちよく契約してください。

一度頭をリセットして見直してみる、こういった作業を連休を利用してスムーズに行うことができます。

休み明けにはキャンペーンがある

長期休暇には住宅展示場は非常ににぎわいます。

多くの新規のお客さんがモデルハウスを訪れて家を検討する。

そして、その後、決算期が迫ってくる。

連休に訪れたお客さんに決算期ということでいろんなキャンペーンなど、大きな割引をして、契約してもらう。

このような流れで契約をうながされることは非常に多いと思います。

これを利用しない手はありません。

ハウスメーカーによっては、すでに出てしまっている見積にはキャンペーンは適応できない、という場合などもありますが、うまくすると、そこまで大きくないかもしれませんが、最後の一押しという感じで、キャンペーンの割引を、という場合があるのです。

休み前に契約していただけるなら、これだけ安くします、という場合もあります。

でも、その値引きは、おそらく休み後でも大丈夫な場合が多いのです。

少しでも安く契約するためにも、長期休暇前よりも休暇明けに契約したほうがいいかもしれません。

契約時は慎重に

当たり前のことなのですが、契約は慎重にすべきです。

本来は、今月中に、とか、年内に、というように区切りだからと契約するのは間違っていると思います。

逆に言うと、プランに納得したから契約するのが当たり前です。

見積、間取りを検討して、十分納得したなら契約はいつでもすべきです。

でも、家というのは金額も大きいため不安も大きいと思います。

簡単には納得できず、契約の決断ができない。

こういう方も非常に多いと思いますので、ハウスメーカーの営業さんは決断を促すためにやむを得ず期限を切っているという面もあります。

多くのハウスメーカーからプラン、見積をもらって、比較検討する。

個人的に新築を検討しているときに感じたことは、この比較する、というのが問題ではないか?と感じました。

本来は自分の家の理想はあるはずです。

予算の都合があるためすべてが理想通りにはいきませんが、それでも理想の家は誰もが持っているでしょう。

でも、見積をたくさんもらっていると、いつの間にか、ハウスメーカーや工務店同士を比較して、どちらがいいかな?という考え方になってしまうのです。

どちらのプランがいいか?ではなく、このプランがいい、というプラン、見積に出会うまでは、契約しないほうがいいと思います。

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