本格的に家づくりを考えていると、費用の面からあきらめたりするものがたくさん出てきます。
その中で検討するものとして、2階のトイレがあると思います。
予算の問題にぶつかった時、いろいろと考えた末に、夫婦2人であったり、夫婦+子ども2人の4人家族くらいまでなら、トイレは1つで十分では?と検討することもあると思います。
でも、2階建てでは、トイレを1つにするのは絶対にやめたほうがいい。
階段の上り下りは非常にストレス
トイレが1階にしかない。
そこまで不便に感じない方もいると思います。
トイレが2階になくても、無ければないで特に問題なく生活できます。
そして、2階にトイレがある家でも、実際にどれくらい2階のトイレを使っているか?と考えてみると、思った以上に使っていない、という方も結構いらっしゃると思います。
でも、使用頻度も重要ですが、トイレはいざというときにある、ということが重要です。
そして、そのいざというときに、階段の上り下りが必要になるというのは、本当にストレスとなります。

いつも元気とは限らない
トイレに行きたくなったら、1階まで下りればいいだけ。
たしかにそれさえ問題としなければ、別にトイレは1階に1つだけでも問題ないように感じるかもしれません。
でも、常に階段の上り下りを苦も無くできる程度に元気でしょうか?
風邪を引いたり、体調が悪いときに、ベッドで寝ているときでも、階段の昇り降りが必要になります。
もしかしたら足を怪我してしまうことだって起こりえます。
怪我が大きければ、おそらく1階に布団を引いたりして寝ることになりますが、ちょっとした捻挫くらいなら、なんとか2階に上がって自室で寝ると思う。
そんな時に、トイレのために、1階、2階の往復。
これはかなりきついです。
いずれ頻繁に使うようになる
2階のトイレをどれくらい使うか?と考えてみると不要な気がする。
こう感じる方も多いです。
でも、生活は変化していきます。
いつもリビングで遊んでいたこどもたちは、大きくなれば自室で勉強するようになります。
2階で過ごす時間が増えていくのです。
過ごす時間が増えれば、トイレも当然必要となっていきます。
さらに、ご夫婦のことも考えても、年齢とともにトイレは近くなっていきます。
夜、寝ているときにトイレに行きたくなって起きる、ということも増えてくる。
夜中に起きて階段を下りてトイレに行き、階段を上ってまた寝る、という状況となってしまいます。
感染症対策にもなるかも
ノロウィルスなどの病気になった時、トイレをわけられるというのは、安心感があります。
病気の時は、2階のトイレは病気の家族が使って、他の健康な家族は1階を使う。
他の面で同じ空間で生活をしているので、感染症対策として、どれほどの効果があるかはわかりません。
でも、トイレを使ったらしっかりと手を洗って出てこれば、ある程度の対策にはなると思います。
絶対にあったほうがいい
トイレは各階にあったほうがいい。
これは絶対です。
トイレが無いことのメリットは、費用の面と掃除が必要、というくらいです。
後は、基本的に各階にトイレがあったほうが便利なことばかりです。
今だけを考えずに、将来的なことも見据えて考えると、絶対に2階のトイレは必要です。
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