掃き出し窓は勝手口ではない

間取りの失敗

昔は必ずあった勝手口ですが、最近の新築には無いこともありますね。

間取りを考えているときに勝手口の用途を考えてみる。

ゴミ出しのときと、後は・・・たいして使い道が思い浮かびません。

考えた末に、勝手口なんて思ったより使わないのでは?と考えて、思い切って勝手口をなくすことにしました。

ゴミ出しくらいなら、掃き出し窓から出入りしてしまえば勝手口と同じだ、勝手口はなくてもいい、と考えたのです。

ちょっと不安はありましたが、予算が厳しかったこともあって費用削減効果もあるため、無くすことに決定。

予算が十分なら作ったほうがよさそうですが、まあしょうがない、と思っていたのですが、いざ完成して住み始めると、勝手口、あったほうがいいに決まってます。

勝手口のように使おうと、掃き出し窓のところにサンダルを置いてみましたが、そう簡単にはいきません。

まず、雨の日。

サンダルびしょぬれです。

ベランダで使うようなゴムのものなのでサンダル自体はぬれてもいいのですが、それを履くかというと、ぜったいに履きません。

これがベランダなら仕方ないと思えますが、勝手口の場合、玄関に回れば靴があるのですから、わざわざ濡れたサンダルをはく気にはなりません。

さらに、ぬれてるのはまだいいほう。

たまにサンダルの中に虫が潜伏。

虫嫌いの私には・・・。

また、ゴミ出しにそのまま行くなら、さすがにそのサンダルではちょっと辛い。

誰にも会わないならいいのですが、引越してから徐々に知り合いも増えて、挨拶したりすることが増えてくると、さすがに、汚いサンダルではそもそも厳しいものがあります。

結局、玄関から靴かサンダルを持ってくることになる。

これも結構面倒。

最初の頃は、ごみだけを掃き出し窓から外に出して、玄関から出てゴミを出した掃き出し窓に回ってゴミを捨てに行っていました。

ただ、これすら面倒になってくるのです。

いちいち窓を開けて、ごみを出し、窓を閉めて、玄関から回り込む。

これを何週間かやっていましたが、もはや玄関までゴミを持ってそのまま捨てに行く方が楽なんですよね。。。。

LDKを生ごみが横断するのはちょっと気になるけど、そこはもうあきらめました。

結局、ほとんど使わないまま、掃き出し窓の勝手口化計画は白紙撤回されました。

掃き出し窓は、勝手口のかわりにはならないことを学びました。

やっぱり勝手口はあったほうがいいですね。

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