LDKのつながり

間取りの失敗

LDK一体の間取りは最近では一番ポピュラーな形です。
建売は、もちろん、注文住宅でも、
わざわざLDKを仕切った間取りはほとんど見ない。
小さな家になると、どうしてもそうなってしまいます。
でも、デメリットもあります。

たぶん欧米のLDKの形からそれを真似て作られたのだと思います。
でも、日本の家は小さい。
欧米の家と基本的なサイズが違います。
欧米の家はLDK一体といっても、すごい距離があるんです。
私の知っている欧米の家のLDKは、日本のLDK+もう一部屋位の広さでした。
かなり広い。
数軒の家しかしりませんので、それが一般的かは分りませんが、どこも広かった。
そして、その距離のため、間仕切りなどがあるわけではないのですが、
空間としては完全な一体という感じではありません。
でも、日本の家は見事な一体。
そうなると何もかも丸見えです。

特に一直線につないでしまうとほんとに隠す場所がない。
長方形の部屋は使い勝手としては良いのですが、物を隠す場所はまったくありません。
特に急な来客時はいつも片付けが大変です。
せめてL字型のつながりにするなど、あえて隠せるように工夫してもよかったかも。

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