家作りの雑誌や本、WEBサイトなどを見ると、おしゃれな家がたくさん出てきます。
すごくかっこいい間接照明などたくさん付けられていて憧れてしまいます。
リビングを折り上げ天井にして間接照明なんて、かっこいいですよね。
予算にあまり余裕のない我が家にとっては、少々贅沢ですがそれをやってみました。
出来上がりは最高。
リビングの照明を調光式にしたので、少し暗めにして、折り上げの間接照明を点灯すると非常にいい感じです。
雑誌に出てくるような部屋が完璧な形で完成したのですが・・・。
何回付けただろうか?
住み始めた当初は良く点けていた間接照明。
でも、新築の家を見にきたり、一通り友人たちが遊びに来た後は、いつ点けただろうか?
この照明をつける回数は住み始めてから時間とともに急速に減っていき、もしかするともう3ヶ月くらいは点けてないかも。
結局、普段の生活ではもちろんですが、来客があった時でも、ほぼつけなくなります。
理由は簡単です。
点ける意味が無いから。
考えてみれば友人が遊びにきた時も、一度調光を暗くして、間接照明を点灯させて見せて、すごくいいね、と言われるのですが、その状態で過ごすには暗いので、すぐにメインの照明の調光を明るくして普通の状態に。
メインの照明を明るくすると、ほとんど間接照明は意味が無いため、電気代が気になり消していました。
見た目だけの物は使わない
間接照明って結局見た目だけのものですよね。
折り上げ天井にした関係もあって、その取付け場所を造作したり、間接照明には非常にコストがかかりました。
その割りに使用頻度は低い。
低いどころか、ほとんど使わないような状態です。
どちらかというと必要ない設備になりがちなのではないでしょうか?
かなりの予算が投入されているはずなので、本当にもったいない。
たとえば、海外では日本より部屋の照明自体が暗めなので、普段も付けさえすれば効果があるのですが、日本の照明は普段から非常に明るいため、照明を調光せずに間接照明をつけても効果はほとんどありません。
ならば海外のように室内を暗めの照明で計画すればいいのですが、明るい照明に慣れている場合、間接照明が有効に使えるほど暗い中での生活は我が家では無理でした。
お店でもない限りは、間接照明などは必要なくて、普通の照明だけで十分、ということに新居で生活し始めて半年後くらいで気がつきました。