黒いお風呂

浴室

お風呂に少しこだわって、浴槽、アクセントパネル、床など、黒を基調に選びました。

その効果は大きくて、かなりのインパクト。

かっこいいし、すごく高級に見えます。

お風呂は白を基本にして明るい色しかない、と思っていたのですが、カタログとショウルームを見て黒っぽいダークな色にしようと即決しました。

白だとさわやかな感じですが、黒を選ぶだけで高級感があってかっこいい感じになります。

非常に気に入っており、満足していたのですが、使っているうちに気になることが出てきました。

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白い水滴の跡

黒い浴槽に残る水滴のあとが非常に気になるのです。

普通にお風呂に入って、家族全員が入り終わったらお湯を抜いてある程度換気、翌日に掃除をする。

ごくごく一般的な使い方だと思うのですが、水滴のあと、カルキの跡なのでしょうか?

カルキというのは、水道水に含まれる塩素のことで、これがないと雑菌が繁殖したりするので、絶対に水道水には含まれています。

井戸水でも使わない限り避けようがありません。

そのため、どうしても白い跡が残ってしまうのです。

たいていの場合、お風呂の浴槽や壁が白やクリーム色なのは、そういった理由からでしょうか?

一般的な浴室の白系の色だと、水滴のあとは同系色の色なのであまり気にならないのかもしれませんが、黒だとかなり気になります。

そもそもこだわったところなので、できるだけきれいにしたいのですが、汚い水だからという訳ではないようで、最後にシャワーで流したりしても白い水滴の跡は変わらず、どうにもなりません。

あえてどうしても対策するならば毎回風呂上りに浴槽など黒の部分を全部ふきあげればそもそも水滴が残っていませんので、水滴のあとは付かないと思いますが、そんなこと毎日はとてもできません。

浴槽についてしまった水垢を落とすためには、スポンジなどで強くこすらないといけません。

でも、強くこすりすぎると表面のコーティングが落ちてしまうのか、もっと水垢が付きやすくなってしまったような気がする。

水垢を落とすために、水垢をつきやすくしていまうという悪循環です。

お風呂に黒色は、がんばってきれいを維持できるかた、または、多少の汚れなどは気にしないかた以外は、やめたほうがいいと思います。

もう一つの気になること カビ

水垢はとにかくよく目立ってしまっていますが、黒い浴室のため、目立たないものがあることにも気が付きました。

それは、カビ。

食べ物のカビは白い印象がありますが、お風呂のカビは黒っぽいため、あまり目立ちません。

お風呂場には赤っぽいカビもよくはえると思いますが、それも普通の白い浴室と比べると結構目立ちにくいです。

目立たないからよかったか?というとそうでもありません。

目立たないということは、逆に言うと、カビが生えていても気が付きにくい、とも言えますので、掃除の手を抜いていると、いつの間にか結構な量のカビが壁に生えていた、なんてことになりかねないので注意が必要です。

浴室の壁も浴槽も、たいていは光沢がありますので、光の反射加減である程度はわかりますが、それでも白い浴室に比べれば、カビに気が付きにくいです。

特に普段メガネをかけている方などは、お風呂に入るときはメガネを外すため、余計に気がつきにくいので注意が必要です。

黒いお風呂 まとめ

黒い浴槽、ダークな色調にまとめた浴室は、見た目には高級感がありますが、上記のようなデメリットも存在しています。

浴槽については、水垢が白っぽく非常に目立つため、標準が白っぽい色というのは、そういうことか、と納得するほどです。

浴室の壁などについても、今度は汚れが目立たなくはなるのですが、カビに気がつきにくくなり、最初の掃除がおろそかになる傾向はあります。

かなりカビが繁殖してからの掃除となり、しつこいカビに逆に苦労させられているような。。。

見た目の高級感は手に入りますが、その分、お手入れには少し手を焼くことになってしまっています。

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