へーベルハウスをやめた理由

検討したけどやめた理由

四角くて外壁に特徴がある。

鉄骨で高い。

何も知らない状態でのへーベルハウスのイメージはこんなところではないでしょうか?

モデルハウスに行くと、もちろんさらに詳しく教えてもらえます。

へーベル板がどのようなものであり、どんな特徴があるか、などなど。

でも、我が家は早々に断念しました。

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とにかく値が張る

超絶に高い。

高すぎる。

我が家はかなり多くのハウスメーカーや工務店を検討して、プランと見積をもらいました。

最終的には20社近い数の見積を取ることになってしまいました。

そのハウスメーカーの中で最も見積金額が高かったのがへーベルハウスでした。

我が家が想定している予算はこれくらいです、と伝えたのですが、これくらいになってしまいます、という感じでものすごい金額の見積が出てきてしまいました。

それを見たときはショックというよりは、正直言って、見積をお願いしたのが恥ずかしく感じてしまい、申し訳ない気持ちになってしまいました。

まあ、営業さんも我が家が伝えた要望に対して、その金額では到底要望を満たしたうえで家を建てることはできない、ということはわかっていたと思います。

そこで我が家の出した要望にすべて答えたらこれくらいの金額になります、という意味で見積を出してくれたのでしょう。

個人的には、買ってくれそうもない我が家のために時間と手間を取らせてしまって申し訳ない、という気持ちが一番大きかったです。。。

ALC外壁の見た目って・・・

へーベルハウスの外壁はおそらくへーベル板と呼ばれる、あのALCだけなのではないでしょうか?

鉄骨でALC。

外壁のALCにこだわりがないならば、へーベルハウスを選ぶ理由は特にないような気がします。

そして、私は個人的にあの外壁はそれほど好きではなかったのです。

好みではないのになぜ見積をお願いしたのか?

理由は、強い家が欲しい、と思ったから。

地震が多い日本ではやはりとにかく強い家が安心だと思って、へーベルハウスにも見積をお願いしました。

でも、やっぱり最後の最後までへーベル板の外壁はそれほど好きにはなりませんでした。

ただ、見た目の変化に乏しいALCにも、柄のパターンは結構種類がある上に、色については、かなりのバリエーションがあり、好みの色を選べるようでした。

四角くてALCの外壁という外観のため個性が出しにくいへーベルハウスですが、パターンと色の選び方によっては、想像以上に個性は出せるのかもしれません。

もし、へーベルでどうしても建てたい、でも、個性も出したい、という場合は、家の形状自体を単純な真四角にしないことが第一条件だと思います。

金額は上がってしまいますが、形状で少しあそびを持たせて、それに合わせて、外壁を検討すれば、結構個性的な家が建てられると思います。

工夫次第で個性は出せるとは言うものの、大手ハウスメーカー特有の自由度の低さ、というものがあるため、へーベルハウス感は出てしまうと思います。

また、ALCの外壁の雰囲気から、モダンな雰囲気の家にはできますが、ナチュラルなテイストなどはなかなか難しいとは思います。

外壁について話を聞いていて気になったのは、あの外壁には、メンテナンスとして再塗装が必要らしいということです。

予算が厳しい我が家の場合、当然ランニングコスト、メンテナンス費を貯めるのも厳しそうだ、とも感じてしまいました。

断熱が気になる

ヘーベルハウスの断熱材はネオマフォームと呼ばれるものです。

ネオマフォームは、断熱性を見ると同じ厚さの他の断熱材、グラスウールやウレタンフォームなど、と比較して、非常に高性能な断熱材です。

たしかに同じ厚さで比較すれば高性能ではありますが、ヘーベルハウスは外張り断熱。

外張り断熱の場合、施工上、断熱材の厚さは薄くなってしまいます。

断熱性がいくら高くても、厚さが薄いものを使っていたのでは、他のメーカーの家と比べて断熱性がいいとは言えなくなってしまいます。

もともと鉄骨の場合、鉄は熱を伝えやすく断熱性が低い傾向にありますので、使っている断熱材であるネオマフォームがいくら高性能でも、断熱の点においては、鉄骨のメーカーの中では悪くなくても、木造のメーカーよりは劣っているようです。

3階建てにはよさそうだけど

へーベルハウスは、鉄骨で外壁はあの厚さのALC。

すごく強いだろうということは容易に想像できますし、実際強いのだと思います。

ある程度の地震がきてもかなりの安心感はあると思う。

でも、普通の2階建の住宅にあれほどの強度が実際必要なのだろうか?という疑問もわいてきました。

万が一の大地震への備えとしても、そこまでの強度が必要なのだろうか?

強ければ強いだけいい、という考え方もありますが、もちろんそれ相応の費用は掛かってしまうわけで・・・。

最初はとにかく強い家が欲しいと思っていましたが、 結局は予算の都合なのですが、 家の強度は特別強くなくて標準程度でもいいから、それだけお金をかけるなら、もう少し広い家が欲しい、と思うようになっていきました。

全体としての印象はいいが

個人的には、かなりの数のハウスメーカーから見積をいただいたうえ、見積には至らなかったが、話を聞いたり、イベントには参加したハウスメーカーもありますので、対応していただいた営業さんもかなり多くの方にお世話になりました。

その中でもへーベルの営業さんは一番好印象でした。

家も悪くない。

実際に家は非常に頑丈だと思う。

はっきりとここが問題だ、というような点は特にありませんでした。

けれど、見積を見て瞬時にあきらめることができました。

予算は伝えてあったのですが、まったく足りなかった。

おそらく、最初に出した要望をできるだけ低い金額ですべて実現した見積だったと思う。

要望をすべて満たしてへーベルハウスで建てた場合は、これくらいはかかりますよ、という見積だったのでしょう。

出てきた金額は、あっけにとられるような金額でした。

あまりにも希望金額からの乖離が大きくて、営業さんには申しわけなかったのですが、思わず笑いが出てしまいました。

まあ、他のメーカーでも、予算不足と思わされましたが、へーベルハウスでは圧倒的な予算不足でした。

プランが違うため簡単に比較はできませんし、仕様をきちんと比較したわけではありませんので単純な金額の比較ですが、積水ハウスよりもかなり高かった。

まあ、積水はシャーウッド、対してへーベルハウスは、鉄骨だったので当然のことで仕方ないのかもしれませんが。

コメント

  1. やす より:

    2018年現在では30年保証。
    その間の点検補修は無料ですよ。
    防水塗装が30年で必要ですが400万払えばまた30年保証です。
    60年で400万の維持費です。

    キチンと説明を受けたのでしょうか?
    たしかに坪90万にはなりましたが、約52坪でコミコミ6700万でした。
    キッチン、お風呂などはグレートの高い物でした。

    • house-knowhow より:

      コメントありがとうございます。

      数年前のことになるので現在とは異なるかもしれません。
      誤解させてしまい申し訳ございません。

      当時は10年保証、再塗装は20年目に予定されていたと思います。
      今では30年保証なのですね。
      30年は躯体に限ったことだと思いますが、その間の点検補修が無料というのはすごいかもしれません。

      坪単価90万!
      うらやましい限りです。

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