雨が降っている時、カーポートがあると非常に便利です。
車からの乗り降りのときに雨を気にしなくてもいい。
さらに、雨が降っても車があまり汚れないのもありがたい。
カーポートは無いよりは、ただ有るだけですごく便利なのですが、それにもう一工夫すればもっと便利に利用できたかも。
玄関とカーポートの関係
カーポートは、家の横につくる場合がほとんどです。
家の横と言っても、カーポートが玄関からどのような位置にあるかが重要。
玄関の続きのような位置にカーポートがあれば、車から降りてから家に入るまでほとんど濡れないまま家に入ることが出来ます。
カーポートが玄関からちょっと距離があるような位置にある場合では、カーポートがあったとしても、玄関からカーポートまでは結局傘をさすしかない。
ただ、このちょっとの距離のためにまだ使っていない傘を濡らすのも、その後に傘を干して乾かさないといけないなど面倒な気がしてしまい、ほんのわずかな距離ですが走ることになる。
雨でぬれたコンクリートの上をダッシュする。
雨が降っている中、走ったとしても結局はちょっと濡れますし、コンクリートや玄関のタイルが雨で濡れていて滑りやすいのもあって、非常に危ないためできれば走るのは避けたいです。
玄関の軒部分を大きめに
玄関は、屋根があるか、家の他の部分よりも軒が大きめに出ていて、雨が吹き込みにくくなっていると思います。
でも、カーポートをつくる予定ならば、その屋根や軒をもっと大きめにしておくべきです。
雪の多い地方では厳しいですが、かなり大きなカーポートでも、ポリカーボネートの屋根ならば暗くなることもありません。
玄関の軒を大きく張り出すことによって、カーポートの屋根を玄関の軒にかぶせるような形で建てることが出来ます。
そうすれば、台風のような横殴りの雨が降っているようなときは吹き込んでしまうかもしれませんが、普通の雨が降っている、という程度ならまったく濡れないで車から降りてゆっくりと家に入ることが出来ます。
こうなっていると本当に出かけるのが楽になる。
出かける先がショッピングモールなどの屋内の施設で、駐車場に屋根があるところならば、雨をまったく意識することなく出かけることが出来ます。
普通に車の乗り降りをするだけなら、それほどたいしたことはないし、玄関までもほんと数歩なら走るから雨が降っても大丈夫、と思うかも知れません。
でも、買い物の帰りなど荷物を持っているときを考えれば、屋根の下で雨の心配をすることなく車と家を行き来できるというのは、非常に便利です。
こういったことを考えると、外構はオープンよりクローズがいいかもしれません。
オープン外構で車から玄関までをつなげてしまうと道路と玄関が車が通れるくらいの広さの通路で、まさにオープンな状態でつながることになります。
ちょっと解放感がありすぎるかも。
それよりはクローズ外構にして、敷地の内外を多少は仕切ったほうがいいかもしれません。
カーポートは1台多めに
かなり贅沢なことですが、車を1台持っているなら、カーポートは2台用を、2台持っているなら3台用のカーポートにすると何かと便利です。
来客時にそこに車を停めてもらうこともできますし、来客がほとんどないとしても、そこを自転車置き場にしてしまうこともできる。
自転車用の屋根を後から付けるくらいなら、初めから大きなカーポートを準備するほうが便利にスペースを使うことが出来ます。
カーポートなのでそこそこ広さもあり、雨の時にカッパを脱いだりも屋根の下で楽ちん。
そこから玄関まで軒などで屋根がつながっていれば、本当に快適です。
自転車を斜めに置くようにすれば、車1台分のスペースに5台くらいは停められます。
車に垂直に自転車を置けば、もっと台数を止められますが、垂直に停めると真ん中の自転車を出すときに、車にぶつかりそうになるため斜めに停めるのがベストだと思います。
やはり外構の計画はお早めに
外構は家が完成して、住み始めてから考えよう。
このように思っていました。
住み始めてからのほうが実際に家があるので外構をイメージしやすいと考えていたからです。
でも、実際に外構を検討してみると、外構と家は密接にかかわっていて、簡単に切り離して考えることはできないものでした。
家を検討しているときは、考えることや決めなければいけないことが多すぎるため外構までは考えられないかもしれません。
でも、本当におおまかな計画でいいので、検討しておくとよかったかも、と感じています。
特に家と関係性のある大物、門柱やカーポート、大きな木などのある程度の位置を想定しておくことによって、家側の備えもできますし、外構をすすめるときもスムーズにいくと思います。
我が家の場合では、玄関の軒がもう少し大きければ、普通のカーポートを建てるだけで屋根がつながることになり、非常に便利だったと感じています。
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