家を建てたい!購入したい!まず最初にやるべきことは?

家作りの考え方

以前にも同じようなことを書きました。

家を建てたいと思ったとき、まずやるべきこと

以前の記事ではとにかく行動に移す。
展示場へ行こう、ということを書きました。
まったく家についての知識や具体的な希望が内容ならば、それでいいと思います。
でも、もし多少なりとも家づくりの知識があったり、具体的にこういう家がいいというようなものを持っているならば、その前にやっておきたいことがあります。

家族で話し合う。
夫婦なら二人で、2世帯なら、親世帯も交えて話し合う。

これをしていないと後に面倒なことになります。

打合せが無駄になることも

契約後、間取など実際の設計を進める段階になって、こんなつもりはなかった、とか、本当はこうしたい、というような話が出ることがよくあります。
最初に言ってくれていたなら、たいした問題ではないことも、ある程度プランが固まってきてからだと大問題になることも。
これで着工になります、という最終段階とかなら、下手をするとすべてをやり直すようなことになったりもする。
ここまで来るにはある程度時間をかけて打合せもして、いろいろな検討をしているはず。
それがすべて無駄になってしまったら、そりゃあ誰だってイライラしてしまいます。

やり直せるなら問題はありません。
もし、子供が入学するまでには引越したいなど、時間的な制約があるような場合では、それに間に合わないためやり直すことも難しいときもあるかもしれない。
こんな状況になったら、間違いなく家族は険悪な雰囲気になってしまうでしょう。
家を建てたり、購入するなんてことは一生に何度もあることではありません。
大変なことなので、なんの問題もなく終わることはないかもしれませんが、できれば揉めに揉めるような事態は避け、楽しんですすめたい。
では、できるだけトラブルを無くすためにできることは何でしょうか?
建築中のトラブルは施主側にはできることはほとんどないでしょう。
ならばその前。
計画段階のトラブルを減らすことなら施主にも可能です。
そのためにも、できるだけ早い段階でのしっかりとした話し合いが必要なのです。

家族の話し合いは早いほうがいい

プラン・見積を出してもらって、それを見ながら家族で検討する。
これは多くの方がやっていると思います。
でも、その段階でもすでに遅いと思う。
できるならその前には済ませておきたいのです。
まったく家への知識がない状態なら、展示場を一巡した後、ある程度知識があるなら展示場へ行く前に家族で話し合いをする。
話し合うことにより、のちのち家族で揉めることを避けることができる。
そもそもハウスメーカーに乗り気でない家族に気が付かないで一人で突っ走ってしまうと、契約直前になってNOを突き付けられることになりかねません。
契約前には、見積を取ったり、値引き交渉などかなりストレスがかかるものなのに、それをリセットすることになってしまいます。
それはできれば避けたいことです。
ですから、その家に住む家族みんなできちんと話会うことが重要です。

何でもいいは、わからないだけ

もし、家族の中に特に意見がない、と言っていたり、なんでも好きにしていいよ、と言うご家族がいたら、その方にはできるだけ注意を払って、きちんと説明しながら家づくりを進めましょう。
意見がないってことは、本当に意見がない場合と、まだ気が付いていなかったり、言えない場合の二つのパターンがあると思うのです。
そして、後者の気が付いていない、言えない、というのは、どちらの場合も要注意。
気が付いていない場合、打合せを重ねるにしたがって、いろいろわかってきて気が付くことになります。
後からいろいろと要望が出てくることになります。
そうなると、今建てようとしている家が自分の思っているものと違う、ということに後から気が付くことになります。
また、意見が言えない場合では、要望はあったけど家族の要望と対立してしまうので言えなかったり、言わなかった。
これが一度だけならおそらく少しの我慢であきらめられると思うのですが、家づくりにおいては、これが積み重なることになります。
我慢がどんどん積み重なっていくと、いずれ爆発してしまうのです。
いずれの場合も大変面倒なことになります。
打合せを一からやり直すことになったり、そもそも新築計画が頓挫するなんてことも起こりえます。
なので家族みんなが理解しているか気を配りながら、できる限りきちんと説明してすすめましょう。
そうすればたぶん早い段階でNOの意思表示も出せるはず。
説明をきちんとして家族みんなが理解したうえで家づくりを進めれば、一度進めた計画が二転三転して時間がかかってしまうのを未然に防げるのではないでしょうか?
2世帯住宅の場合は、ご両親への説明は本当に時間をかけてきちんと進めるといいでしょう。
同居してくれるのだから、できるだけ子どもの好きなようにやらせてあげたい。
そう思いながら、思わず我慢してしまっているような場合もあります。
我慢を貯めていくとそれが急に爆発して計画がリセット、なんていう話はよくあると思います。
また、世代が違えば考え方も異なりますし、家に求めることも変わってきます。
そういったことも頭に入れて慎重に進めれば、家族でそれぞれの要望がぶつかってしまったときでも、多少なりとも上手に話し合いも持てるのではないかと思います。

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