家を建てたいと思ったとき、まずやるべきこと

家作りの考え方

家を建てようと考えたときにまずやるべきことは何でしょう?
ネットや雑誌などでの情報収集?
いやそれよりもすぐに行動に移すべきです。
とりあえず住宅展示場へ行ってみる。
これに尽きると思います。

どのメーカーに行ったらいいのか?

住宅展示場では、各メーカーのモデルハウスが並んでいます。
同じメーカーでも違う商品の家が2~3軒並んでいたりします。
まったく知識もなく見に来ても、どのハウスメーカーを見ればいいのかもわからない。
それでいいのです。
知識は、ある程度メーカーを絞り込む段階で必要ですが、初めは別に必要ありません。
では、どうするのか?
とりあえず外観が気に入ったところに入る?
それも悪くはありませんが、初めはあえて一番気に入ったところではなく、3番手、4番手くらいのところに入りましょう。
理由は、とにかく慣れるためです。

営業さんはプロ、では、あなたは?

ハウスメーカーの営業さんはすでに何軒も契約を取り、家づくりにかかわっています。
当然です。
プロですから。
でも、初めて住宅展示場に行ったあなたはなにも知らない素人です。
気に入ったところを見る場合、できればそのメーカーで建てたいと思っているはずです。
ということは、いついつまでに契約するとお得です、なんていう情報があるとすごく急がないといけないような気になってしまいます。
別に素人だからだまそうとしているわけではないのですが、いきなり気に入ったところに行ってしまうとどういった流れかわからないまま契約の方向に向かってしまうかもしれません。
展示場へ行ったその日に契約を、なんてことはないと思いますが、見積をもらってしまうと、とにかく契約を、と迫られることもあるかと思います。
これが3番手、4番手のメーカーなら、話を聞きながら冷静に対応することができるはずです。
だって、きちんと話を聞いてみたいメーカーが他にあるわけですからね。
心理的にメーカーの営業さんよりも優位に立つことができるわけです。
本来はこんなことをする必要はないのですが、家を建てるということはほとんどの方がたぶん一生に一度しかありません。
そうなると営業さんは経験豊富なのに、お客さんであるあなたは初めての経験ということになります。
営業さんが有利な立場と言えると思います。
これをできるだけ解消するために、あえて建てたいメーカーでなく3番手、4番手くらいのところにはじめは行ってみて、話を進めてみるのも一つの方法だと思います。
気に入らなかったらそれでお断りすればいい。
もし気に入ったらそこで契約。
メーカーの営業さんにも契約が取れるチャンスがあるわけで、迷惑がかかることもありません。
絶対に契約しないというようなどうでもいいメーカーで思わせぶりな態度は問題ですが、ちょっと気になるくらいのモデルハウスにはじめは入って、一度見積もりなどの流れを経験してみるのも、時間があるならばやってみてもいいと思います。

強引な勧誘が心配

展示場に行くのを尻込みしてしまう理由としてよく言われるのが、モデルハウスを見たら強引な営業をかけられてしまうのではないか?というもの。
昔はわかりませんが、最近ではある程度有名なハウスメーカーなら営業も非常にスマートです。
強引な営業なんて心配する必要はありません。
むしろいろいろなところを見てみるのもいいと思います、なんて他社を見ることを進めてくれた営業さんすらいました。
営業をかけられてびっくりしたのは、一度、突然家まで訪ねてこられて驚いたことがあったくらい。
それも、ただイベントの案内をいただいただけであっという間に帰っていきました。
他には、ちょくちょく電話をかけてくるメーカーがあるくらいで、モデルハウスを見ただけのところからは、ほんとうにこれといった営業はありませんでした。
ただ、メーカーからのDMは届くようになります。
おそらく自動的に送られているだけで、特に気にすることもないですが・・・。
営業マンが毎日のように訪ねてきて、玄関先で粘られたり、しつこい営業されるなんてことはまずないのではないでしょうか?
モデルハウス見学は気軽に行って下さいね。

モデルハウスでは家をしっかり見ても意味がない

展示場のモデルハウスに行って、家の細部までしっかりと見る。
実際契約して建てるときのために、細かいところまで見るのもいいのですが、正直言えばそれほど参考にはなりません。
大胆な意見を言わせてもらうなら、モデルハウス自体は基本的にほとんど参考になりません。
実際に住む家とはかけ離れているため、あまりにリアリティがないからです。
そして、展示場は非常にお金がかけられています。
本当に、非常に、なんです。
普通の家が3~4軒建てられるような金額で建てられているのです。
これを参考にするのはあまりにナンセンス。
なのでモデルハウスでは細かいところは見る必要はありません。
ざっと見る程度で十分。
細部ではなく、全体の雰囲気を感じるのがいいと思います。
モデルハウスの雰囲気は、そのメーカーの得意の雰囲気になっていると思います。
だから、モデルハウスを見て、うまく説明できないけど、なんとなくこのメーカーがいい、というのはある意味正しいモデルハウスの見方と言えると思います。

とにかくモデルハウスに行くべき

初めに書いたように、とにかくモデルハウスを見に行くのが家を建てる近道です。
そこからすべてが始まります。
雑誌やネットなどでしっかりと調べてからお目当てのメーカーや工務店のモデルハウスに行くのも悪くはないと思います。
でも、とにかく行動してみる。
そのほうが実際の家づくりの流れなどがよくわかります。

上に書いたような方法は、時間がかかります。
ということは、家を建てることが具体的になる前に展示場に行ってみたほうがいいということです。
お子さんがいらっしゃる方は、週末には子供向けのイベントなどもありますし、そろそろ家を建ててもいいかもって思ったら、とにかく展示場へ行くことをお勧めします。

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