マンションではなく一戸建てがいいと思って、土地から探していました。
でも、やはり予算的になかなかいい土地が見つかりません。
広い土地に大きな家を建てようとすると、どうしてもどんどん僻地へと追いやられていってしまう。
当然ですが、駅やバス停から遠ざかると土地の値段は安くなります。
利便性と家で過ごす快適さ。
限られた予算ではどちらかを選択するしかありません。
私たちは利便性を多少犠牲にしてでも家の快適さを選択しました。
駅からはもちろんバス停もなく少々不便なところですが、広い土地にある程度大きな家を建てました。
数年は非常に快適に過ごせていたのですが、問題が発生しました。
転勤することになってしまいました。
そもそもは転勤のない会社だったのですが、外資に買収され、働いていた拠点自体がなくなってしまったため、この土地へ戻ることはまずできません。
単身赴任か、家族とともに転勤して引っ越す。
もしくは転職するしかない状況です。
家族も引越してもかまわないといってくれたため、家族で引越しをしようと考えたのですが、簡単にはいきませんでした。
引越しのために家を売ろうとしたのですが、土地がへんぴなところにあるためか、かなり安くないと売れない。
結局、あきらめて単身赴任となりました。
売るときに不動産屋さんに聞いた話では、やはり土地がよくないと売るのは難しいようです。
中古の家にそのまま住むということもあるようですが、それよりも、更地にして新築したいという方のほうが圧倒的に多いようです。
なかなかレアなケースかもしれませんが、世の中なにがあるかわからないので、やはり土地重視のほうがいいと思います。