ベランダにベンチなどを置いて、夏はビールでも飲みながらのんびりと過ごしたい。
なんとなくそんなことができるベランダにあこがれてしまって、かなり大きなベランダを新築の時に希望しました。
ついでに、ベランダが大きいなら洗濯物や布団、シーツを干すのにも便利そう。
いいことづくめです。
ただ、悪いこともあって、やはり少々お金はかかりました。
でも、延べ床面積にも入らないし、税金面ではデメリットは少ないからと、大きなベランダを実現させました。
だけど、せっかく大きなベランダがあっても、そこでビールを飲んで、夕涼みなんてまったくしませんでした。
ベランダを使わない理由は、まずは、虫。
以前は、マンションの結構上の階に住んでいたため、それほど虫を意識していませんでしたし、実際ほとんど気になりませんでしたが、2階のベランダは、とにかく虫がすごすぎます。
蚊取り線香くらいではとても対処しきれません。
虫よけスプレーでもかけて夕涼みしたらいいのか?
そこまでしてベランダで過ごしたいとは到底思えませんでした。
たぶん、スプレーしても蚊は来ると思いますし・・・。
さらに、マンションでは上の方の階だったので、ベランダからの景色もそこそこ良くて、気持ちよかったのですが、新築した一戸建てでは普通の2階建て。
隣の家がみえるだけで、特に見るべきところはありません。
そして、もう一つの大きな理由。
夏場は、そもそもベランダが涼むような気温じゃないということ。
夏のベランダの暑さときたら半端ではありませんでした。
風呂上りにいこうものなら、またシャワー浴びないといけなくなってしまいます。
なら、秋や春のいい感じの時期ならと思ったのですが、もうそこにいくのも面倒になってきました。
普通にリビングでテレビを見ながらが一番落ち着きます。
もし、花火でも見れる時があったら、その時は使うかもしれませんが、我が家の場合、花火が見れるのはベランダのない方向。
つまり反対側。
結局、ほとんどベランダで過ごすことはないため、置いてある椅子が汚いままとなってしまい、余計に使うことはなくなるという悪循環です。
デッキチェアのようなものを置いていますが、一応屋根にはかかっているのですが、風の強い日や屋根から落ちるしずくの跳ね返りで結局濡れてしまう。
濡れてしまえば、風によって飛んでくるほこりや砂などが付いてすごく汚くなってしまうので、雑巾などで拭いてからしか座れません。
このような状況では、まったく使わなくなってしまうのも仕方ないかも。
せっかく購入しておいてベランダの椅子ですが、布団を干す時に邪魔になる、ということでわずか半年くらいで撤去されてしまいました。
しかも、普通に細長いベランダではなく、部屋のような形のベランダにしてしまったため、布団を干したりするには、少々つかいにくく面倒なようです。
たしかに、一般的なベランダの形、細長いほうが布団をどんどん並べられるため干しやすかったですね。
大きなベランダがあったら、と思って子供部屋と同じくらいの広さのベランダを作ってしまいましたが、ほとんど使わないスペースとなってしまいました。
正直、大きなベランダなんて必要ありませんでした。