家の外観をできるだけスッキリさせたかったので、エアコンの室外機などのことも考えて、室外機の置く場所を想定しておきました。
我が家の場合、外から一番見えるのは南側。
その見られるであろう南面にはできるだけ室外機をおかないようにして、東と西に室外機を置くように考えました。
これは見た目が主な理由ですが、性能面でも夏の冷房を考えたとき、常に直接日が当たる南側よりも東、西の方が光熱費的にも多少有利なはずです。
間取りと窓の配置を考えて、ちょっと強引な感じになってしまいましたが、何とか南側に室外機を置かなくてもいいような間取にすることが出来ました。
これでOK。
ただ、間取りを決める最終段階になって、窓の大きさが気になりました。
すべての窓が少し小さく感じたので、二ヶ所だけもう少し大きな窓に変更。
窓が大きくなったため、その都合で窓の位置も少し微調整のため動かしました。
わずかな変更と思っていましたが、その変更した窓が想定外の問題を引き起こしました。
窓が邪魔になって、エアコンのダクトが真っすぐ室外機へは行けなくなってしまいました。
そこには1階と2階の2台の室外機が並ぶ予定だったのですが、2台の室外機を並べると、どうしても窓の下となってしまい、エアコン配管用のダクトが窓をよける形になり、かくかくと曲がりながら窓をよけて室外機へいく形になります。
室外機はスッキリと納まっていますが、なんかちょっとみっともないです。
一番最後に窓だけ変更したため、そんなことは考えもしませんでしたし、腰高窓で、設置する室外機自体には特に影響しなかったため、エアコンのダクトのことなどすっかり忘れていました。
家の工事中に気がついてエアコンスリーブ位置を変更したりして何とかかわせないか考えたのですが、エアコンのスリーブ位置、2階の窓、1階の窓、室外機の位置、今変更できるものを工夫しても、どうしてもうまくかわせませんでした。
エアコンは後からの取付でしたが、エアコン取付工事にみえた方も、当然曲がりを入れるしかありません、ということでそのダクト工事費もちょっとだけですが増額になるし、仕方なくそのままあきらめました。
せっかくこだわってスッキリさせようとしたのですが、最後の最後に注意が行き届きませんでした。
小さな微調整でも、最終確認をすべきでした。