家の重要性は高まっている

家作りの考え方

外出自粛などのため、家にいる時間が増えていると思います。

休日はともかく、テレワークなどの方は、平日も家にいるため、家での時間がほとんどになる。

家にいる時間が圧倒的に長くなるため、家での快適さが生活において、より重要になってきています。

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家でも仕事ができる環境を

テレワークの推進によって家でも仕事ができる環境を整える必要も出てきました。

これまでは会社で終われなかった仕事を持って帰って、家族が寝た後などにダイニングやリビングで仕事をする状態でもなんとかなったかもしれませんが、在宅勤務ではそうもいきません。

在宅勤務というのは、家で過ごす間に仕事をするというわけではなく、仕事をする場所が家であるというだけ。

在宅勤務においては、仕事ができる環境であるのは、当然の事となります。

それはネット環境とかいう話だけではなく、仕事中に家族から邪魔されないという環境が必要です。

こどもも邪魔したいわけではないと思うのですが、こどもが遊んでいることが、仕事の邪魔にはならない環境とすることも大切です。

リビングはあくまで家族が集う場所

これまでは家、特に、間取りを考える上では、家族で集まって過ごせるようにリビングを重視する、という考え方が主流でした。

こどもが部屋にこもりっきりにならないように、あえてそれぞれの居室については狭くする、という考え方もありました。

各居室については、寝るだけでいい、という考え方です。

でも、在宅ワークを想定した場合には、この考え方にはかなり無理があります。

それぞれの部屋にスペースがない場合、在宅ワークでは、リビングやダイニングで仕事をするしかありません。

でも、そこは家族が一緒に過ごすための場所だったはず。

それなのに、仕事中だから静かに、などの制限を家族に課すことになってしまうのです。

これではリビングの役割を果たせていません。

各居室がより重要になる

リビング以外で仕事ができるスペースは?と考えると、専用に部屋をつくるか、それぞれの居室しかありません。

寝室だったり、個人の部屋で仕事をすることになります。

これがリビング重視の考え方とは全く異なります。

それぞれの居室でも、快適に過ごせる工夫や広さが必要になるのです。

これは在宅ワークをしてみると本当に重要で、これまでは会社のオフィスで仕事をしていた人が常に家にいて、主にリビングで仕事をするようになると、リビングの役割が少し変わってきます。

リビングは、家族のスペースとは言うものの、実際には、会社に行って仕事をしている間は、個人のスペースのような扱いになっている場合が多いのです。

両親が仕事に行っている間、リビングはこどもの部屋も同然だったのが、がらりと変わってしまいます。

常にリビングに両親がいる状態。

家族とは言え、やはり1人になる時間はできればほしいものです。

これが子供が親よりも先に帰ってくるほんの1時間や2時間の事でも意外と大切な時間だったりするのです。

さらに、親にとっても、会社に行くことにより、仕事とプライベート、家族の時間を自然と分けられたものが、失くなってしまうことによりストレスになる場合もあります。

これからの家は、家族が快適だけではなく、それぞれが個人としても快適に過ごせるような工夫がより重要となるのかもしれません。

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