高額な設備の導入時には気を付けたい

家作りの考え方

昔の家は冷房暖房などの設備もたいしたものはなく、だたの箱だったといってもいいでしょう。

現在の家はただの箱ではなくなりました。

冷暖房の設備は大型化し、床暖房や全館空調、太陽光発電設備なども非常に高額で、設備の大きさも金額も家の中で大きな割合を占めるくらいになりました。

その大きな設備にトラブルがあったとき、どうなるでしょうか?

修理をするような構造になっているか?

私はあまり高額な設備の導入にはもともと疑問を感じています。

とはいえ、せっかく家を建てるならば、快適さを追い求めたくもなるため、ある程度の大型設備の導入も仕方ないとも思います。

でも、その設備の導入方法に疑問を感じることがあります。

ただの箱だったころの家でさえ、時には修理が必要でした。

それが大きな設備を導入したならなおさらです。

修理が必要になることもありますし、設備をたくさん導入すれば、その分なにかが故障する確立も高くなります。

それなのに大型設備を隠して、とにかく見えないように施工される傾向があります。

狭いスペースに押し込まれてしまう大型設備。

見えないということは、故障に気が付きにくいし、修理も簡単にはできないということです。

見た目は大切だけど

見た目をすっきりさせるために設備は見えないように施工されます。

たしかに、住み始めはそれで構いませんし、見た目もスッキリ。

満足度も高いでしょう。

でも、設備が故障した際には、それが原因で修理することができなかったら、より大規模な修理になってしまう可能性があります。

例えば太陽光発電を例にすると、太陽光発電の出始めは、屋根の上に架台を乗せてその上に設置していました。

屋根とは別に太陽光があったわけです。

それが見た目のためか、予算のためかはわかりませんが、屋根一体型の太陽光パネルが増えてきました。

これは確かに見た目はすっきりとしていますし、遠目に見た感じでは太陽光パネルが付いているのか見分けがつかないくらいです。

でも、もし太陽光パネルに問題が発生した場合、これの修理は屋根を交換するということになってしまいます。

屋根を交換するということは、それに伴う雨漏りなどのリスクも高くなってしまうということ。

そして、太陽光パネルの交換といっても、すぐにどのパネルに問題があるかなんてわかりませんので、調査するにも屋根をさわらないとわからないかもしれません。

本来太陽光発電パネルは、家とは別のものです。

それなのに太陽光の修理のために家自体にもリスクが存在することになってしまうのです。

家の外にある太陽光でも大変ですので、家の中にある大型設備ではもっと厄介なことになりえます。

全館空調や床暖房などの更新は大変

全館空調や床暖房についてもいずれ寿命が来ます。

本体が故障すれば、まあ交換すればいいと考えますが、簡単に交換できないこともあります。

これらの大型設備が故障するころにはモデルチェンジがかなり行われていると思います。

メーカーは、ある程度は置き換えられるように考えてモデルチェンジを行うのですが、そのうち大規模なモデルチェンジと同時に互換性が失われていくことが多いのです。

仕様が変わってしまい、簡単に本体を置き換えることができなくなることも。

また、置き換えることができたとしても、その費用は非常に高額です。

エアコンが一台故障したというレベルとは金額が違います。

それだけの費用はそんなに簡単に準備できるものではありません。

そして、ただでさえ高額なのにそういった大型設備を隠すように設置されていたりするため、置き換え費用はさらにかさむことになってしまいます。

本体だけとは限らない

本体の故障により置き換えるというものならまだいいかもしれません。

全館空調のダクトや床暖房のパイプなどにトラブルがあった場合はどうでしょう?

もう致命的な問題といってもいいと思います。

これらのものは基本的に交換することは考えられていないものもあります。

ただ、その場合はほとんど問題は起こらないともいえるのですが、トラブルというものは想定を超えて起こるものです。

想定できるトラブルには初めから対策も練られているため、それほどたいしたことにはなりません。

でも、どんなものでも長い間使用していると想定外のトラブルに見舞われることがあるのです。

そういったときに床に埋め込まれたようなものというのはどうなのでしょうか?

交換は不可能ではありませんが、床を全部はがしてやり直すというようなことになりかねません。

メンテナンス性も考えたい

床暖房、全館空調、太陽光発電など、大型設備は暮らしを快適に、豊かにしてくれます。

新築するなら当然導入したい設備です。

でも、その導入に際しては、見た目だけではなく、もう少しメンテナンス性にも注意を払うべきではないでしょうか?

たしかに見えないほうが外観としてはすっきりしていいのは間違いありません。

でも、もしその設備が故障した場合、簡単に修理できるような構造でしょうか?

狭いところに押し込まれていて、壁を壊してまた壁を作るなんてことになると、設備自体の修理費と同じくらいの費用が家の復旧工事にもかかるなんてことになりかねません。

大型設備はメンテナンス性にも気を付けて導入したいですね。

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