使わない部屋、用途不明の部屋を1部屋作るべき

失敗・後悔ポイント

家族4人、2階は寝室に子供部屋二つ、1階にはLDKにトイレ、お風呂、洗面と予算の都合もあるので、使わなくなるような無駄な部屋は作りたくありません。

とはいっても収納はしっかりとほしい。

各部屋に結構大き目のクローゼットを付けて、これならそれぞれの部屋で収納できるはず。

でも、住み始めて数年経つと、物は増える一方で、あふれだしてきます。

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使わない部屋が必要かも

クローゼットがあるといっても、そこに簡単に入るようなものばかりではありません。

大きくてクローゼットに入れるのにはそぐわないものもある。

例えば、脚立。

ちょっと高い位置の掃除をしたり、照明を変えたりするときに、脚立が無いとどうにもなりません。

無くてはならないものですが、その脚立も出しっぱなしにすることはできません。

どこかにしまわないといけない。

ただ、脚立、クローゼットにしまうには大きすぎます。

そんな時に、ふと思うのです。

もう一部屋あればそこを物置部屋のように使えたな、って。

家の間取りを検討しているときは、用途の無い部屋は作る気にはなれません。

でも、その余分というのが生活のゆとりにつながるのです。

大きな物だったり、いびつな形の物をしまっておく部屋であったり、衣類の冬物夏物の入れ替え時にしまっておく部屋にも使えます。

シンプルに大きなウォークインクローゼットのように使ってもいい。

自由に使えるスペース、部屋があるということが、生活する上では非常に便利なのです。

将来への備えとして

とはいえ限られた予算の中で、無駄な部屋をつくる、というのはなかなか難しいことです。

でも、考えてみてください。

例えば、バーベキューの肉を買うとき、5人だから肉はこれくらいだけど、足りないと嫌だからちょっと多めに買っておこう、となりませんか?

車などの工業製品でも、高速道路でも最高速度は120km/hまでですが、性能としては当然もっと速度が出ます。

結局、どんなものにだって余裕は必要なのです。

なのに家だけは、予算の都合もあって、どうにもギリギリでの検討を行ってしまう場合が多いように感じます。

年を取ったときに備えて、段差をなくしておこう、だったり、足腰が弱って車いすになっても大丈夫なように廊下やトイレをちょっと広めに、なんてことは家をつくるときに結構考えたりします。

それなら将来のための部屋として、もう1部屋を考えたらどうでしょうか?

若い方なら、子供部屋として、余分にもう一部屋作っておくのがいいかも。

今はもう子供は十分、と思っていたり、子供は2人までにしよう、なんて思っていても、もしかしたら2、3年後には、もう一人子供を、3人目が欲しい、なんて思っているかもしれません。

そんな時、今は物置部屋のように使っていても、片付けさえすれば子供部屋にできる部屋があるなら、それも実現しやすくなります。

子供以外でも、今はまったく欲しいと思っていなくても、将来、書斎が欲しい、と思うようになるかもしれませんし、副業だったり、趣味の部屋にすることもできます。

将来の選択肢を増やす、という意味でも、無駄に思えるもう一部屋があるといいと思います。

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