引越しの時に気を付けること

家が完成して、アパートから引っ越す。

新築の家に引っ越すので、すごくうれしいことですが、個人的には引越しは二度としたくない、と感じています。

それくらい、とても大変だったのです。

その時は、十分準備したつもりでしたが、後になって振り返ってみると、何かと準備不足だったことに気が付きます。

引越しの時の注意点をあげて

荷造りは時間がかかる

きちんと荷造りしようとすると、想像以上に時間がかかります。

お皿などの割れ物を新聞などで包んで段ボール箱などに梱包する。

難しくはないのですが、時間はかかるものです。

その他のものも同じで、しっかりと梱包しようとすると、時間はかかってしまいます。

たいていの場合、時間が無くなってしまって、とにかく段ボールに詰めろ！という感じになってしまうと思いますが、そうなると今度は荷ほどきが大変になる。

結局、新居で時間を取られることになるので、できる限り引越しの荷造りは時間がかかることを前提に考えてしっかりとやってください。

特に、食器などは、早めに梱包してしまって、紙皿や紙コップ、割りばしなどを使うようにしてもいいかもしれません。

もしくは、自分たちで運べるような量だけの食器しか使わないようにするのがいいでしょう。

冷蔵庫の電源を抜いてしまうと、もう食べ物がなくなってしまいます。

洗濯機も水道や電源を抜けば使えない。

ただ、この二つの大物家電は自分で運ぶには大きすぎますので、引越し業者を頼む場合は、絶対に運んでもらいたいものです。

そうなると、もう何日か前から電源を抜いたり、蛇口から外して、排水や霜取りなどの段取りが必要になるのです。

引越し前日などは、冷蔵庫は空っぽにしてしまって、電源は抜いてしまう。

当然食材などは何もなくなってしまいますが、荷づくりで疲れることも考えると、近所で外食したほうがいいと思います。

ベランダのものは忘れがちです。

ベランダのサンダルとかは、忘れてもたいしたことにはなりませんが、気を付けたいのが、物干しざお。

新居でも使いたいなら持っていかなければいけない。

車を持っている場合、さらに油断しがちですが、車に積めなくもないけど、コンパクトカーとかの場合、長さが結構あるので頼み忘れると結構厄介なものです。

また、衛星放送などを見ている方は、ベランダにあるアンテナなども要注意です。

新居では、別のアンテナを使うかもしれませんが、退去時には取外さなければいけません。

照明器具は、最後まで付けていないと暮らせませんから、どうしても最後の最後になります。

それまでに万全の準備ができていたとしても、照明だけは当日外すことになりますので忘れないようにしましょう。

我が家は、見事に忘れそうになって、引越し業者さんに、照明は大丈夫ですか？と指摘されて、気が付きました。

で、取り外そうとして、初めから部屋に付いていたことを思い出して、再度取付けるという、ただでさえバタバタした引越しの最中にさらにバタバタして非常に疲れました。

私の場合、引越しを侮っていました。

夫婦とこども一人の３人だったのですが、最初は夫婦２人でアパート暮らしをはじめました。

その後、こどもが生まれて３人に。

最初は、引越しの業者なども頼まなくて、２人で荷物を車で運んだりしただけ。

そこから引越すのに、今回は引越し業者も頼むわけですから、それほど大変な訳はない、と思ってしまっていたのです。

また、１人暮らしの時に業者を利用して引越しした経験もあったため、その時にはそれほど大変というイメージもなかったので、完全に油断した状態で引越しをして、打ちのめされました。

どんなに準備してもおそらく想定外のトラブルは起きますし、とにかくバタバタしてすごく疲れはします。

結局のところ、完全に油断していたのが、二度と引越しはしたくない、と思うくらい引越しが大変になってしまった一番の理由かも。

最初から引越しは大変だ、という認識でしっかりと準備を進めていれば、引越した後、大変だったけど想像よりはたいしたことなかったな、なんて思えていたかもしれません。