住宅展示場へ行く準備とは?

家作りの考え方

そろそろ家を検討してみよう。

そう考えたら、まずは住宅展示場へ行ってモデルハウスの見学です。

でも、家の事なんて何も知らない。

なんの知識もないまま行っても大丈夫だろうか?

心配する必要はありません。

その知識を教えてもらうために行くようなものなのですから。

でも、住宅展示場へ行く前に、少しだけ準備をしておいた方がいいこともあります。

スポンサーリンク

自分の年収などの情報

自分の年収ってご存知でしょうか?

意外としっかりとは把握していない方も多いと思います。

ざっくりで構わないので年収と預貯金残高くらいは調べておきましょう。

ただ、もし本当の年収や貯金額は言いたくない、という場合は、どう答えるかだけ考えておけばいいのです。

年収を聞かれたときに、なんとなくプライベートな情報をあまりだしたくないと躊躇して固まってしまったりして、まったく答えないよりも、金額を答えたほうが、その金額ならこれくらいの家が建てれます、というような情報をもらうこともできますので、できれば回答したほうがいいと思います。

ハウスメーカーの営業の方は、専門家です。

本当に様々な条件の方を見ていますので、どんな金額でも驚かれることもなく、丁寧に対応してもらえると思います。

逆に、低い年収や預貯金額を伝えたからといって対応が変わるような営業の方であったなら、ハウスメーカー自体を気に入ったとしても、営業担当を変えてもらうなども可能ですので、不安に感じることはありません。

どうしても答えたくない、という方は、まだ具体的な話ではないのですが一通り見学させてください、という感じで答えなくてもいいでしょう。

予算はいくらくらいか?

予算については、答えられなくても構いません。

年収や家に充てられる貯金額などから、これくらいまでの予算なら払える、という金額が出せるからです。

でも、個人的には、予算はいくらぐらいをお考えですか?という質問は非常によくされた気がしています。

しっかりと覚えているわけではないのですが、ある程度考えてから住宅展示場のモデルハウスへ来る方が多いのか、本当によくされる質問です。

予算についても、ある程度の目安でいいので考えておく、例えば、月の支払が家賃と同じ〇万円くらいで、とか適当でいいので伝えるとよりスムーズに進むかもしれません。

不安な点は?

住宅展示場へ行って、モデルハウスに入る。

初めてなので、このこと自体に不安を感じる方も多いかもしれません。

とにかく入るのが不安

はじめてモデルハウスに入るときは、誰もが不安を感じると思います。

でも、実際に入ればわかるのですが、何も起きません。

むしろモデルハウスを見て悪いことなど何もないでしょう。

あえてデメリットを言うなら、多くのモデルハウスを一度に見るとかなり疲れる、というくらいです。

アンケートを書いたりがちょっと面倒ですが、その後はモデルハウスを営業さんが案内してくれて、何も知らない素人にも丁寧に説明してくれます。

それでもまだ不安だという方には、初めは超大手のハウスメーカーのモデルハウスに入ってみるといいかもしれません。

予算の関係からそんな大手ハウスメーカーでは建てないつもりでも、最初のモデルハウスにはお勧めです。

超大手のハウスメーカーのモデルハウスは、やはりかけているお金も手間も違うのだと思う。

そのメーカー特有の技術的な展示も見やすくなっていますし、中の仕上げやインテリアもすばらしくて見どころが多いのです。

何も知らない方にも楽しく見学することができるので最適だと思います。

でも、このモデルハウスの家を実際に建てることができるか?と考えると非常に疑問。

これだけの費用を掛けられるような施主は、ほとんどいないからです。

対して、普通のハウスメーカーや小さなビルダーのモデルハウスは、リアリティを追及している場合があります。

実際に建てる家に近いモデルハウスとなっているのです。

こういったことにも、モデルハウスを何軒か見ていると気が付くことになります。

しつこい営業はないか?

モデルハウスに入ると、まずアンケートに記入することになります。

これを書いてしまったら、住所なども書くため、しつこい営業をされるのではないか?と心配になる。

でも、この点については、まず大丈夫。

住宅展示場によっては、閑散としている場所もあるかもしれませんが、そもそもハウスメーカーの営業の方は想像以上に忙しいので、1組の顧客にしつこくしているような時間はありません。

契約をにおわせたら、ある程度がつがつと追ってくるとは思いますが、まだ初めての住宅展示場だとそんな感じでもないため、むしろ想像以上に淡泊に感じるかもしれません。

個人的な経験でしかありませんが、ハウスメーカーのモデルハウスを15社くらいは見ました。

自宅に突然、この間はありがとうございました、という感じであいさつに見えたのが3社くらいでしょうか?

びっくりはしましたが、玄関でちょっと話して資料やイベントの案内をもらった程度。

わざわざ来なくてもいいのに、なんて思ってしまった。

その他では電話でイベントなどの連絡をくれたのが、4社、DMは結構多くのハウスメーカーから届きましたが、イベントなどのお知らせくらいで、気になるほどではない。

しつこくて嫌になる、というような営業はまったくありませんでした。

ちなみに、小さな工務店も5社程見ましたが、そちらもしつこさはまったくありませんでした。

小さな会社こそ、営業さんは忙しそうなので、一度見に来たという程度の方に構ってる暇なんてないのでしょうね。

住宅展示場は楽しいところ

家を検討している方にとって、住宅展示場やその中にあるモデルハウスはとても楽しいところです。

これから建てる家の参考になる建物が集まって立っているのですから。

上にあげたような、年収や予算などの自分の情報だけ準備していけば、なにも緊張することもありません。

営業の方を怖がる必要もありません。

むしろ家を建てるためにサポートしてくれる方なのです。

ハウスメーカーや工務店などの会社と施主である我々の間に入って調整をしてくれる方なのですから、むしろ味方です。

ネットで調べたり、カタログを取り寄せてみるよりも、最低限の準備だけして、現物であるモデルハウスを見るほうがはるかに有益だと思いますので、家を検討中の方はとにかく一度展示場へ行って、モデルハウスを見てください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました