屋外のコンセント

外構の失敗

外のコンセントって何に使うのだろう?

家の外壁についている防水仕様のコンセント。

ほとんどの家に一ヶ所くらいは付いているのではないでしょうか?

でも、実際何に使うのかがいまいちわからない。

我が家の場合、バーベキューなんてやりそうにもなかったし、本当に使い道がよくわからなかったのですが、念のため付けておいた方がいい、とハウスメーカーの担当者が言うので、それなら、と家の南の庭側に1ヶ所だけつけることにしました。

1ヶ所付けても費用は想像以上に安かったので、念のために、その正反対となる北側にもさらに1ヶ所追加しました。

計2ヶ所なんとなくつけてみたのですが、実際には、これでもまだ足りませんでした。

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玄関側には必須

適当に2ヶ所付けた屋外コンセントですが、どうせつけるならば東の玄関側にもつけるべきでした。

玄関側には、駐車スペースがあり、外構工事で後からカーポートをつけるつもりでした。

初めからカーポートを予定していたので、外壁にそちらを照らせるように照明は付けていましたが、いざカーポートが出来たら、準備していた照明を点灯してもちょっと暗い。

その周囲がもう少し明るいほうがいいかも、と感じたので照明を追加したくなってしまった。

カーポートの屋根の下に照明を付ければ解決、と思ったのですが、カーポートに照明を追加しようにも電源を取るところがありません。

乾電池や太陽光を利用したソーラー式の電源自体が不要なものもあるのですが、電池式はやはり交換が面倒です。

ソーラー式なら電池交換も不要ですが、光ったときの明るさがやや暗めのものが多くてこれだというものがない。

明るくしたいのに、暗めの照明しか選べないなんて・・・。

照明の数を増やして明るくする方法もありますが、照明が何個も並んでいるのは見た目があまりよろしくない。

しかも、太陽光なので当たり前なのかもしれませんが、雨の日の夜は、点灯しないようです。。。

結局、仕方なくソーラー式ではなく、ちょっと距離はありますが、庭側の屋外コンセントの位置から電源を引っ張ってもらいました。

見た目のことも考えて、地中に配管を埋めて配線工事をしてもらいましたが、当然工事費用は少し高くなってしまいました。

今になって思えば、電源をどこで使うか?と考えれば、北側より、当然駐車場側のほうが、使う可能性が高いのは明白です。

電気関係の打合せのとき、メーカーの設計の方も、玄関周りに、コンセントをつけたほうが・・・ということを言っていたような。。。。

でも、その時は玄関まわりの見た目にこだわってしまって、とにかく玄関周辺の外観をスッキリさせたかったため、屋外用のコンセントすらないほうがいい、ついでにコストも下げられる、と思ってしまい、電源について深く考えもしないまま、なし、としてしまいました。

駐車場付近に単独のコンセントを

駐車場付近には、屋外コンセントがあったほうがいいのですが、さらに言えば、そのあたりに単独のコンセントが一つあると、将来的に役に立つかもしれません。

電気自動車用にということです。

ブレーカボックスから屋外コンセントまで単独で配線がしてあれば、エアコンのように100Vから200Vへの変更も非常に簡単にできます。

そうすれば、自宅での充電もそれほど困ることはありません。

200Vでも急速充電ではありませんが、100Vに比べれば2倍のスピードで充電できることになります。

まだまだ先かもしれませんが、10年後はどうだろうか?と考えれば、可能性は結構高いかもしれません。

少なくとも、近所への買い物用など近距離メインの使い方なら、すでにEVのほうが優位だと思いますので、後から充電用コンセントに変えられるように準備しておいて損はないでしょう。

人がいるところに付けるべき

追加でつけた家の北側のコンセントですが、残念なことにこちらはまだ一度も利用していません。

そもそも家の北側に行くことがあまりないのです。

考えてみれば、電気、コンセントは、人がいるところのほうが必要になる可能性が高いです。

当たり前のことですね。

あまり人がいないところには必要ないのかも。

あえて言えば、人がいないからこそ、いずれその場所でDIYなどの作業をするかもしれませんが、今のところはまったく活躍していません。

どこにつけたらいいかわからない時は、人がよく通る場所に屋外コンセントをつけるべきかもしれません。

屋外コンセントは、間取りが決定して電気関係の打ち合せのときに決めると思いますが、実際は外構と密接にかかわってくるため、外構でどこに電源が必要かもある程度考えておかないと、どこに必要で、どこに必要でないかは判断が難しいと思います。

でも、家を建てるその段階で外構のことまで考えるのは、かなり厳しいと思う。

バーベキューをしたいとか、電源がこれに必要、という明確な目的があるなら別ですが、多くの人は屋外コンセントを何に使うか、具体的には何もプランを持っていないことが多いため、屋外コンセントの計画はいいかげんになりがちかも。

ただ、どうせ適当につけるなら、もしかしたら無駄になってしまうのも覚悟の上で、用途が一切思いつかなかったとしても、家の4隅にそれぞれコンセントを作ってしまう、というのも一つの方法かもしれません。

屋外コンセントの追加なんて、計画段階では、金額的に微々たるものですから。

これが家が建ってしまってから追加しようとすると、なかなかの費用と工事になってしまうと思います。

ベランダにもあると便利

屋外コンセントでもう一つ忘れがちなところがあります。

それはベランダ。

我が家の場合、ベランダが広いわけでもないし、昔のアパートのようにベランダに洗濯機を置いたりもしないため、まったく必要ないと思っていたのですが、意外にも、コンセントがあればあったで使うものです。

私の場合は、つけ忘れて少し後悔しています。

ベランダで電気を使うことはめったになく、高圧洗浄機をつないでベランダの清掃を行う程度なのですが、ベランダにはコンセントがありません。

仕方がないので室内から電源を取るのですが、そうなると部屋からベランダへの窓を完全に閉めることができない。

窓が閉められない状態で高圧洗浄機を使ってベランダを清掃すると、操作をほんの少し間違えば、部屋の中が大変なことになってしまいます。

今のところ、気を付けながら作業しているので大丈夫ですが、そのうちしくじってしまうような気がしています。

結局、ベランダで電源が必要になることは年に1、2回の清掃時くらいしかありませんが、その年に1、2回の清掃のたびに、コンセントをつけておけばよかった、と後悔しています。

屋外であろうと人が行くところにコンセントがあると便利に使うことができる、という一つの例です。

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