我が家は元農家ということもあり、家を建てる土地だけはありました。
田舎のほうだと、こういう方は多いのではないでしょうか?
大変ありがたい話で、ご先祖様にお礼を言わないといけませんが、実際田舎には、ほんとに土地だけは余ってます。
でも、土地があってもそこは農地。
すぐに家を建てることはできません。
家を建てられるようにするため、農地から宅地に地目変更をしないといけないのですが、昔からの農地だと大きすぎてそのまま地目変更はできません。
土地の分筆が必要となります。
大きな土地を新たに線引きし、農地の土地を二つに分ける。
これが分筆です。
分けた土地のうち、家を建てたい方だけ、宅地に変更してやっと家を建てられる土地となります。
でも、この分筆。
結構厄介な手続きが必要なのです。
まず、分筆するには、隣接する土地の所有者全員の許可が必要となります。
我が家の土地は、なんと4ヶ所も他人の土地と隣接しているため、4人の方から許可をもらう必要があります。
自分の土地を二つに分けたいだけなのに、なぜ許可が必要なのだろう?
もう、この時点でかなり面倒なのですが、ルールなので仕方ありません。
ただ、これも田舎ということもあって、皆さんご近所さんで知り合いですので、それほど問題なくいけるかと思いましたが・・・。
自分の土地ってどこからどこまでかきちんと知っていますか?
正直言って、私は知りませんでした。
いや、自分の家の土地は知っています。
赤い杭のようなものが埋まっていますから。
でも、家を建てようとする農地については、まったく知りません。
そして、そういう杭もどこにあるのかわからない。
あったはずの杭すらなくなっている場合もあるのです。
土地の図面からその場所を探してもどこにも無い。
そのうちなぜか違う場所から出てきたりします。
違う場所ということは、図面と土地の形が異なるということになります。
そして、その位置だと形はもちろん、土地の面積が登記したものと異なってしまうのです。
かといって、図面の位置に移動すると、今までお隣さんの土地と思っていたところが我が家の土地となり、お隣さんは土地が狭くなってしまうため認めてくれません。
最終的には、分筆したい私が土地が小さくなってもいいので、この位置で測量図を修正し、杭を打ち直して、分筆することができました。
今回は、土地がかなり大きく、私としては、多少、土地が小さくなろうがまったく問題なかったため、それほど揉めませんでしたが、この分筆と境界の問題は、場合によっては、かなり大きなトラブルの元になると思います。
分筆は、隣接する方にも時間を取らせることになるので、自分の予定だけではありませんので、ある程度時間がかかります。
さらに、もしトラブルになってしまった場合は、解決にはどうしても時間がかかる場合がありますので、分筆が必要な場合は、スケジュールに余裕を持つようにしてください。