排水桝やメーターには要注意

外構の失敗

外構は家が完成してからゆっくり考えよう。

建築中はとにかく家に集中。

家が完成して引渡しも済み、引越して住み始めてから外構について考え始めました。

家の周りが、土のままでは雨が降ったらぐちゃぐちゃなのですが、もともと建築中にも工事の車が出入りするため、一部にはバラスがまいてあったのでそこまで生活に不便もありません。

見た目がちょっとみっともないということ以外は、特に問題もなかったため、外構については、のんびりと考えていました。

でも、すでに外構を考えるには遅すぎたのです。

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排水桝の位置

住み始めて新居にも徐々に慣れてきて、やっと外構に手を付けることになりました。

まずは、業者の選定。

近所の外構業者を訪ねて、見積をもらうことにしました。

そこで問題が発覚。

家を建てるときと同じような感じで、業者にカーポートや門柱などの希望を伝えたところ、現地を見ながら希望をおうかがいしたほうがいい、ということだったので、家に来てもらって希望を伝えることとなりました。

近所の業者ということもあって、そのまま家に向かいおおまかな希望から、徐々に細かい話になっていったのですが、どうも担当者の方は浮かない表情。

理由は、排水桝の位置にありました。

我が家の希望するような位置で門柱、塀、アプローチをつくろうとすると、どうしても排水桝が邪魔になるようなのです。

排水桝自体を動かすこともできるにはできるようなのですが、蓋をあけて確認してもらったところ、その位置の枡には、ちょうど排水が何本も集まってくる枡だったため動かすのもかなりやっかいみたい。

ハウスメーカーの図面には細かい位置までは出ていませんでしたが、排水の図面上でも大体この位置にあるためどうしようもありません。

メーターの位置も気になった

問題は、排水桝だけではありませんでした。

ガスメーターと電気メーターの位置なんて建築時には、それほど気にしていませんでしたが、その位置もちょっといまいちだったかも。

玄関正面にメーターが付くのは見た目がいまいちなので、玄関とは少し離した位置にメーターを付けてもらいました。

でも、外構をして塀や門柱をつくると、門から入って塀の裏側へかなり回り込んでいかないとメーターが見られない位置となってしまいました。

ということは、メーターの検針の人がいちいち中まで入り込んでくるということ。

別にそこまで気にはしていないのですが、どうせなら検針の時にあまり入らなくてもメーターが確認できるような位置にあったほうが、住んでいる私たちも、検針する方にとっても良かったのではないでしょうか?

これについても、メーターの位置にも原因はあるのですが、排水桝の位置が原因の一つとなっています。

排水桝があるので、それを避けるべく門柱の位置を変えた結果、外構全体のレイアウトに影響が出て、塀の位置が変わり、ガスと電気のメーターを見るには門をぐるっと回ってからしか見れなくなってしまったのです。

ただ、現在はスマートメーターで検針に人が来ることもない場合がほとんどだと思いますので、あまりメーターについては気にしなくていいかもしれません。

そうなってくると、むしろメーターは基本的に目につかないような位置に配置すべきかもしれません。

外構も早めに検討すべき

外構は確かに、家に住み始めてから考える、ということも可能です。

でも、家ができる前から考えておけば、ハウスメーカーに排水桝や各種メーターの位置を具体的に指示できたはず。

最初から外構を考えていれば、こんなことは起きなかったのです。

後からでもできるとは言うものの、ある程度の位置くらいは検討しておくべきだったと思います。

もし今から家を建てるなら、なかなか建物が無い状態ではイメージするのも難しいですが、着工前の地縄の段階で外構についてもある程度検討して、簡単な見積を取っておくのもいいかもしれません。

それによって、大きなものの位置、カーポートや門柱、フェンスの位置などがイメージできますので、家の周り、排水桝などについても具体的に考えることが出来ます。

何事も早めに検討することが重要かもしれません。

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