廊下はいらない?

間取りの失敗

間取りを考えるのって楽しいですよね。

家作り中で一番楽しいのが間取りを考えている時かもしれません。

要望を伝えて、ハウスメーカーから作ってもらった間取りを見てさらにいい家になるように考える。

ここをこうすると動線はいいけど、ここに無駄なスペースができてしまう、などいろいろと考えて修正していきます。

何度も修正してもらって、かなりいい間取りができました。

でも、もっとよくしたい。

さらに間取り図を見ながら考えていると、部屋と部屋の間にある廊下が無駄に見えてきた。

廊下は、基本的に通路として通るだけの場所。

そこですごすことはありません。

ただ通る場所がこんなにもスペースを取っている、こんな風に考えると廊下ってすごく無駄に思えてきます。

それならばと、できるかぎり廊下を少なくして、1階はリビング階段で、洗面などにもリビングから出入りする形。

2階もできる限り、廊下なし。

階段を上ると私たちの寝室と子供部屋二部屋、合計3個の扉が並んでいる形にしました。

これである程度の面積がある廊下は玄関くらいなものとなり、ほとんど廊下はなくなりました。

設計の方にこんな感じにできますか?と聞いてみると、これなら可能です、とのこと。

やったあ、これで完璧だ、と思っていたのですが、住み始めたら、ちょっと変な間取りだと感じるようになりました。

まず、感じるのが、廊下をほぼなくしているため、なにをするにもリビングを通らないといけない、ということ。

常にリビングを通るので、家族を感じられる、というメリットはありますが、なんか常に人がいったりきたりしていて落ちつかないリビングとなってしまいました。

落ち着いたリビングという感じはまったくしません。

案外不便です。

それと2階も良くなかった。

階段上ると小さなスペースにたくさんの扉が並んでいるのですが、たまたま同時に出入りしたりするとそこで家族が鉢合わせ。

家族で出かけるようなときには、階段上の扉が密集したスペースを人が行きかう感じ。

これも一階のリビングと同様にあまりいい感じとはいえません。

やはり普通に廊下があったほうが、よかったような・・・。

今までがかなり古い作りの家、昔ながらの廊下のある家に住んでいたため、余計に感じるのかもしれませんが、ちょっとおかしな家となってしまったように感じます。

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