ハイバックタイプ洗面化粧台のデメリット

洗面化粧台

昔はほとんどありませんでしたが、最近はハイバックタイプの洗面化粧台がたくさんあります。

正面の壁から蛇口が出ているタイプのもので、使ってみると非常に使いやすく、洗面化粧台の中では、奥行きも比較的狭いものがあり、そのおかげで設置スペースも比較的小さくできます。

奥行きが狭いということは、設置スペースだけでなく、使う時も蛇口まで手が届きやすくて便利です。

洗面台の水栓のまわりって結構汚れがち。

常に濡れていることが多いため、カビがはえたり、隙間に汚れが溜まりやすいです。

ハイバックでは、水栓の根元が壁にあるため、水はたまりにくい。

隙間はあるため汚れがたまることはあるとはい思いますが、垂直な壁なので普通の洗面に比べれば圧倒的にきれいを保ちやすいです。

さらに、洗面器から正面の蛇口部も一体になっているので、水がはねても心配なし。

構造的に洗面ボウルも必然的に深めになりボウルの外への水はねも軽減することになります。

非常に使いやすそうです。

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ハイバックタイプの気になるところ

便利そうではありますが、ハイバックタイプの洗面化粧台を見ていて気になったこともありました。

今の我が家のアパートの洗面台では、蛇口の横にハンドソープとかを置いて使っています。

ハイバックのためその部分に置くスペースはなく、絶壁の状態ですので、そこに物を置くことはできそうもありません。

ハンドソープとかは、どこに置いたらいいのでしょうか?

少し気になっていましたが、今のアパートに付いている洗面台は、幅60cmの小さなもの。

でも、今度の新築には幅100cm程度の少し大きめのものを採用する予定です。

幅が広くなると洗面器の部分が大きくなりますが、それ以上に左右のフラットな部分が広くなります。

60cmの洗面台では左右に置けなくても、100cmの洗面台なら、左右のスペースが広いので、そのスペースに十分物が置けそうです。

ハンドソープなどはそこに置けばいい、問題解決、と思っていました。

物はおけるが使いやすいかは疑問

家が完成して生活し始めると、確かに左右のフラットな部分に物を置くのに十分なスペースがあり、ハンドソープなどを置くことが出来ました。

でも、実際使ってみると、そこに物を置くのは、あまり使い勝手がよくないと感じました。

この左右の部分、奥のほうなら問題ないのですが、前のほうに物があると手を洗う時にすごく邪魔になるのです。

物を落としてしまう、ということは、ほとんど無いのですが、置いてあるものに手をぶつけて落としてしまわないように、なんとなく気にしながら手を洗ったりすることになっています。

普通の洗面台のように奥にフラットな部分があると、そこは洗面台の広さ分使うことができます。

でも、ハイバックタイプの洗面台の左右のフラットな部分は、手前側(洗面台の真ん中より自分側になる部分)については、ほとんど使うことができないスペースであることに気がつきました。

化粧のとき化粧品などを一旦置いておくような場所としてはいいのですが、ハンドソープや石鹸などを常に置いておくにはあまりいい場所ではないですね。

特に、ハンドソープなどのボトルに入った少し背の高いもの。

こういったものを左右に置くと、ボウルの横に触れてはいけない壁が出来たような状況になってしまい、なんとなく動作が窮屈な感じになってしまいます。

ハイバックタイプの洗面化粧台を採用する時には、一度普段の動作などを想定して検討するといいかもしれません。

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