家を建てるときいろいろなところにこだわります。
でも、こだわればこだわるだけお金も掛かってしまいます。
私もある程度はこだわりました。
リビング、ダイニング、玄関、寝室などできる限り理想に近づけようといろいろと考えました。
家が建って暮らし始めるとあることに気がつきました。
無駄なこだわりもあった
こだわったこととして、寝室のベッドの位置と照明の位置のバランスを考えたり、廊下の照明にこだわってみたり。
このあたりのこだわりは正直言って無駄でしたね。
まず、廊下の照明なんて誰も気にしません。
お客さんが廊下にずっといるはずもありませんし、住んでいる私たち家族も廊下は部屋と部屋とをつなぐ場所というだけで、長くいることはありません。
暗くなければそれで十分でした。
寝室についても、私たち家族は寝室は本当に寝る時にしか使っていません。
まあ、寝室なので当たり前かもしれませんが、ほとんどリビングで過ごしています。
寝室のベッドの位置、照明の位置、今考えればどうでも良かった気さえしています。
なぜ、あんなことに細かくこだわっていたのだろうと不思議です。
それからタンクレストイレ。
これについては、それぞれ考えがあると思いますが、私としては不要でした。
だってそんなに長くトイレにいませんから。
タンクレスだろうが、タンクありだろうが関係なかったかな。
必要なこだわりもあった
リビングや玄関については、結構満足しています。
リビングの広さや家具のレイアウト。
本当はもう少し広くしたかったけど、予算が許す限りで広くしました。
吹き抜けではありませんが、そこそこ広いためごちゃごちゃする感じもありません。
また、玄関も気持ち広め。
そして、親子ドアのものにしました。
これは今考えても絶対に必要だったと思います。
普段は親側しか使っていませんが、いざ大物を運び込む時には子側のドアも開けれますし、何より見た目が立派に見える。
来客時、お客さんは玄関から入ります。
それを考えるとやはり玄関は少しは立派なものにしたほうがいいと思います。
こだわるべき場所
結局、住み始めてしばらくして気がついたのですが、長くいる場所、頻繁に利用する場所をこだわるべきだということです。
どこで長く過ごすか。
リビングならそこはしっかりと考えてこだわるべき。
でも、あまり長い時間を過ごさないような場所。
例えば、トイレとか廊下とかは、普通でまったく問題ないかも。
インテリアが好きで、家中をこだわるという人は別かもしれませんが、それ以外の人は長く過ごす場所を快適で住みよくできれば、他の部分は普通で十分だと思います。
我が家の場合は、やはりリビング。
テレビを見ているか、または、それぞれ別のことをやっていますが、自分の部屋に行かずにリビングでいる。
別にリビングにいなければいけないと決めたわけでもないし、テレビだって見てないことが多いのに、なぜか皆リビングで過ごす。
この点では大成功だったと思います。
これはおそらくリビングに広さを求めたことが良かったのかな?
広いのでそれぞれが好きなことをできるし、邪魔にもならないためわざわざ別の部屋に行く必要も無い。
私も当然リビングにいて、テレビを見たり、本を読んだり、スマホをいじったりしています。
別に家族のことを特に考えたりはしないのですが、ふと周りを見たときに家族みんなが自然と一緒にいる。
こういうのはよかったって思いますね。
このこだわる場所というのはそれぞれの家族によって違ってくると思います。
我が家の場合はリビングでしたが、料理が好きな人なら当然キッチンもあるだろうし、風呂が長い人なら浴室にもこだわるべきでしょう。
とにかく長く過ごすと思われる場所に予算も考える時間も全力で投入。
他の部分は、ある程度で十分です。
基本的に普通で十分ならそのメーカーや工務店の標準で十分。
それほどこだわりがないのに、いろいろやると逆におかしなことになることもあるので気をつけてください。
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