床の冷たさ

家作りの考え方

冬の床はかなり冷たい。

フローリングによっては異常なほど冷たく感じます。

このため床暖房が快適に感じるのですが、この点については、床暖房以外の解決方法もあるような気がします。

それは、フローリングに無垢のものを採用すること。

我が家は、一部無垢、一部普通のフローリングにしたのですが、その冷たさの違いには驚きます。

普通のフローリングは非常に冷たい。

それに比べ、無垢フローリングは、オイル仕上げのものですが、ほとんど冷たくない。

比較するから余計に感じるのかもしれませんが、普通のフローリングに、エアコンの部屋ではやはり足元が冷える。

考えてみれば当然です。

実際フローリングが冷たいのですから。

なぜ無垢材だと冷たくないのか理由はわかりません。

ただ、我が家の普通のフローリングは、表面がつるつるで硬い。

これは表面は純粋に木ではなく、何かがコートされるなりしていると思います。

コートしているって事は、樹脂か何かだと思うのですが、これが冷たい原因かも。

住み始めた当初は、床下にも断熱が入っているから暖かいと思っていましたが、普通のフローリングのところは冷たいことに気がつきました。

その点では無垢フローリングは非常に優れています。

そして、やわらかさ。

これも住んでからわかりましたが、はっきりとやわらかいのがわかります。

ひざが悪い人とかは本当に負担が少なくなっていいかも。

木の硬さなんてわからないと思っていたのですが、素人が気づくほど違います。

ただ、やわらかさはデメリットでもある。

その分傷がつきやすく感じます。

これをどうとるかについては、住む人の性格によるところが大きいです。

私の場合は、新築のころは小さな傷も気になりましたが、少ししたらまったく気にしなくなりました。

今住んでる家の傷って気になりますか?

私はアパート暮らしだったので余計にそう思うのかもしれませんが、傷なんてそれほど気にしてませんでした。

家を建て、住み始めてしばらくたちましたが、今では、アパートに住んでいたころのが、退去時のことを考えて、床の傷などを気にしてたかも。

家やインテリアが趣味という人は、ずっと気にするかもしれませんが、たいていの人は、2年、3年と過ぎてしまえば傷なんて気にしなくなると思います。

そして、もう一点無垢フローリングのデメリットとなるのが、隙間です。

無垢材の場合、そりなどの対策として、フローリングの隙間がどうしても必要となります。

で、この隙間にごみが入ったりする。

これがいやな方はやめたほうが良いでしょう。

隙間については、無垢フローリングを採用する前に、必ずモデルルームなどでどういった具合になるか確認してみることをお勧めします。

床暖房と同様に無垢フローリングも金額はアップとなります。

とはいっても、床暖房ほどではありません。

安いものでしたら、6畳程度なら一部屋で数万円程度のアップで済むと思います。

今は普通のフローリングも非常に質感がよくなったので、見た目のメリットは小さくなりましたが、床の冷たさ対策としても、無垢フローリングはおすすめです。

ちなみに、床暖房用の無垢フローリングというものもあるようですが、無垢材に熱を加えるのはあまりよくないと思いますので、床暖房か無垢フローリングかを選んだほうがいいと個人的には思います。

タイトルとURLをコピーしました