そのこだわりは必要?

お金の失敗

ハウスメーカーにいっていろいろ説明を受けると、木造は、シロアリが危ない、ということを嫌というほど聞かされます。

対して、鉄骨の家の場合は錆びる、と聞かされる。

このほかにもいろいろとライバル各社のデメリットを教えてくれます。

我が家は予算の関係から当然木造を選択。

知り合いの家が、床がふわふわしてきて、リフォームしようと床をはがしたら、白アリにやられていた、ということを聞いていたというのもあって、 やはり鉄骨のハウスメーカーが言うように、シロアリはすごく心配です。

なので、できる限りシロアリ対策にこだわって、その対策が万全なハウスメーカーを選びました。

その後、家は完成。

かなりの対策がされているはずですので、シロアリ被害にはあわないはずです。

シロアリに対しては、万全の対策で問題ない。

それはうれしいのですが、シロアリ対策というものは、生活するうえではなんのメリットもありません。

そこを重視していただけにちょっと残念。

そして、ネットなどでいろいろ調べてみると、今の家ならば、特にシロアリ対策を重視しなくても、一般的な対策がしてあるなら、そう簡単にはシロアリ被害は無いのでは?と思うようになりました。

まず、基礎パッキン。

これは基礎の上にパッキンを置いて、床下の通気性をよくして、床下に湿気を貯めないようにするもの。

まずこれだけで、床下の基礎内部の通風がかなり違うようなので、そもそもシロアリのリスクが少ない気がする。

そして、ベタ基礎。

最近は、結構多くの家がベタ基礎だと思いますが、ベタ基礎だと床下に土の部分がまったく無いため、地面からの湿気というものも皆無。

さらに全面コンクリートなので、床下からシロアリが出てくる隙間なんてほとんどありません。

何年か経てば、将来的には基礎に亀裂が入るなんてこともあるのかもしれません。

それでも我が家の基礎を作る時を想像すると、わざわざ基礎の隙間からアリが出てきて木を食べるより、もっと普通にあるそこらの木を食べるような気がします。

絶対にないとは言い切れませんが、普通に考えれば、昔ながらの家に比べて、今の家はシロアリ被害にある確率はかなり低そうです。

家の周りはどうかと考えると、今の家って基礎が比較的高いですよね。

この時点で地面から家の木までに距離があるため、シロアリはこないのではないでしょうか?

家の周囲に、薪などの木材でも積んで置いておかない限り、まず問題なさそうです。

この意見が正しいかはわかりませんが、シロアリ対策は今ではそこまで考えなくてもいいことなのかも。

しかもシロアリ対策に費用をかけても、生活していくうえでは、便利なわけでもなく、見た目がおしゃれになるわけでもない。

なんとなく、こだわらなくてもいいところに予算を配分してしまった、と感じています。

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